SMシーズン4使用構築 双璧対面軸 Remix.サイクル【最高最終レート2100】
リアル事情でサンムーンはシーズン1以来の参戦です。早速ですがこちらが今期使っていた並びになります。本ロムのハンドソープ、サブロムのAwa*HandSoapの両ロムで使用し、サブロムで最終2100を達成することが出来ました。
※(追記) 8月に行われた第34回シングル厨(200人規模)でも同構築を使用し、6位という成績を収めることが出来ました。
【構築経緯】
今シーズンは序盤で様々なPTを使っていましたが、その際に襷ギルガルド+Zミミッキュの並びが非常に汎用性が高く、明確な強さを感じました。この対面性能の高い2匹にさらに猫捨て身ガルーラを加えれば弱いわけがないと感じ、残りの3枠は各々のシナジーは一切考えず、役割対象だけを考えそこに強く出れるポケモンを入れました。採用意図は以下の個別解説を見ていただけると幸いです。
採用経緯
②猫捨て身メガガルーラ
③カプレヒレ
④霊獣ボルトロス
襷ギルガルド&化けの皮を持ったZミミッキュが始点なので"双璧"対面構築です。
以下常体。
【目指すゲーム展開】
初手の襷ギルガルドで1匹持って行き、死に出しで出てきた2枚目を見てから3枚目をある程度予想しつつガルドを切り、ガルorミミッキュで相手の2枚目を攻略し、ラス1で締める。一人一殺を目指す。
相手にゴリゴリの物理受けがいる構築ではこれで崩すことは難しいが、中途半端な受けしかいないようなパーティには圧倒的な勝率を誇ることが出来た。
【個別解説】
ガルーラ@メガ石
特性:肝っ玉→親子愛
性格:陽気
※メガシンカ後
実数値:181(4)-177(252)-120-xx-120-167(252)
技構成
・猫騙し
・捨て身タックル
・冷凍パンチ
・炎のパンチ
対面性能が高く、範囲の広い技構成。地震や不意打ちが欲しい場面もしばしばあったが、それでも上記4つの技のどれも切ることが出来なかった。軸であるミミッキュガルドに一貫するゴーストの一貫が切れるポケモン。基本的には2番手以降に置くが、相手にマンムーが見える時などは初手に投げていく。ミミッキュ入りの構築に対してはほぼ毎回選出していた。
"怯まなければ"メガギャラドスを後出しから突破できるのも強み。
●主な役割対象
ミミッキュ、マンムー、ガルーラ、ギャラドス、カプレヒレ、(カプテテフ)、アシレーヌetc...
ギルガルド@気合の襷
特性:バトルスイッチ
性格:おっとり
実数値:135-200(236)-153-222(252)-170-83(20)
技構成
・目覚めるパワー氷
・聖なる剣
・影撃ち
構築の始点のACギルガルド。ドヤ顔で身代わりを貼ってくるポケモンに逆ドヤ顔が出来るポケモン。メガバシャも倒せる。基本的に初手に出す。シャドーボール+影撃ちで相当な数のアタッカーを縛れるが、大体影撃ちのタイミングでゴツメ持ちやガブリアス、カプテテフが裏から出てくる為、そういった欲張りなトレーナーを破壊する為に影撃ち圏内に入った相手には半分くらいでシャドボめざ氷を選択した。一応突っ張ってきても裏に強烈な先制技持ちポケモンが2枚控えており、ローリスクハイリターンなプレイングを序盤から仕掛けることが出来る点が非常に強かった。副産物として受けループにも強めなのも良い。
●初手時役割対象
霊獣ランドロス、ガブリアス、メタグロス、霊獣ボルトロス、ボーマンダ、カプテテフ、(カプコケコ)、バシャーモ、(リザードン)etc...
また、対素催眠メガゲンガーとの対面も、避けるor当たる→最速起きなら突破でき、2ターン眠りでも影撃ちを打つことで後続のミミッキュの圏内まで持っていける為、素催眠被弾後も最長眠り以外ならばある程度リスクケアを取ることが出来る。
ミミッキュ@フェアリーZ
特性:化けの皮
性格:意地っ張り
実数値:131(4)-156(252)-100-xx-125-148(252)
技構成
・じゃれつく
・シャドークロー
・剣の舞
・影撃ち
対面性能の塊。説明不要の強さ。最初はテッカグヤやヒードランに打つゴーストZで運用していたが、単純にじゃれつくの命中不安の改善、威力の差からフェアリーZで1800以降は運用していた。ゴーストZが欲しい場面もあるが、それよりもバンギやガルーラ等々に打つフェアリーZでよかったと感じる場面の方が多かった。
●役割対象
たくさんのぽけもん
カプ・レヒレ@バンジの実
特性:ミストメイカー
性格:図太い
実数値:172(212)-xx-165(116)-136(164)-151(4)-107(20)
技構成
・波乗り
・自然の怒り
・挑発
調整はどこかからパクってきたもの。Cは無振りバシャーモを確定で落とせるライン。対面構築とはかけはなれたサイクル寄りの構成であるが、上記3匹でどうしてもきついカバルドン、ポリゴン2、テッカグヤ等の受けに圧倒的に強く、痒い所に手が届くポケモンであった為、この構築においては絶対に欠かすことが出来ない枠。ちなむとヒードランへの打点はこいつしかない。
相手のカプコケコや霊獣ボルトロスなどへの切り替えしが上記3匹だととても出来ないので苦しいが、パーティから外すことも出来ないので、こいつの為だけにサイクルに参加しつつ、対面性能もある程度高い介護用ポケモンを残り2枚固めた。それがメガリザードンXと霊獣ボルトロスである。半分回復木の実は最強。
霊獣ボルトロス@ラムの実
特性:蓄電
性格:控えめ
実数値:155(4)-xx-90-216(252)-100-153(252)
技構成
・10万ボルト
・目覚めるパワー氷
・悪巧み
環境に多く存在していた流行りのカバマンダに強く出れる自慢のラム霊獣ボルトロス。後出しからカバルドンを突破できる。性格は臆病だと+2めざ氷で215-92の物理受けカバルドンが43.8%の中低乱数であることに対し、控えめだと87.5%の高乱数である為、あくまでもこの構築においては控えめ以外あり得ない。最初はSを削り耐久調整していたが、突破した後せめてミミッキュの皮くらい剥がして散れやと思った為CS極振り。メガマンダの特化捨て身をステロ込みでも耐えるのでまあ良しとする。
ドヒドイデを破壊できる唯一のポケモンであり、ブルルドヒドイデ抹殺の使途。気合玉が無いことでナットレイやトレースポリ2への打点が乏しいが、気合玉があることで"当たれば勝ち"という状況が増え、結果外して禿そうなのでいっそ無い方が割り切って別の処理ルートに集中できるので無い方がいい技かもしれない。
電気&地面の一貫無効枠であり、表選出で、初手カプコケコとガルーラが偶発対面したときのZ、ギルガルド対面でのボルトチェンジを躊躇させることが出来る。
受けループに強めなのもポイントが高い。めっちゃ強くて選出時勝率はかなり高いはず。
個体を貸してくださったぽぷらっちさん、ありがとうございました。
リザードン@メガ石X
特性:猛火→硬い爪
性格:陽気
※メガシンカ後
実数値:175(172)-160(76)-132(4)-xx-106(4)-167(252)
技構成
・ドラゴンクロー
・龍の舞
・羽休め
H:16n-1
A:H252シールドギルガルド確1
BD:端数
S:最速
カプレヒレを介護する為に採用されたポケモン。メガシンカすることでカプコケコへの後出し性能が非常に高くなる。加えて相手のナットレイとメタグロスとクチートに強い。
ただ、役割対象だけを考え、レヒレとの個々のシナジーを一切考えなかった為、ミストフィールドとドラクロの相性が非常に悪い。要検討枠。
こいつとレヒレはかなり多くセットで選出し、その選出をする時は対面ではなくサイクル戦を仕掛けていく。
※(追記) 第34回シングル厨ではこのポケモンだけ技構成を変え、フレドラ/地震/鬼火/羽休めとして使用しました。
変更理由としては、ドランが構築単位で致命的に重く、またドラクロがミストフィールドと相性が悪い為です。鬼火はコケコのボルチェンから出てきた霊獣ランドロスを意識して採用しましたが、竜舞の方が良かったと感じる場面が多かったです。
ただ、リザXの地震に関しては猛烈に刺さり、決勝トーナメントを勝ち上がるキーになってくれました。
〇構築全体として命中不安技がミミッキュのじゃれつくと、レヒレの怒りだけで残りは100%で固められ、かつミミッキュはZで必中に出来る事から、技外しをすることが滅多に無く、安心してダメージレースを展開することが出来た。この点はレート差マッチでも生きる場面が多かったので、今後も意識していきたい。
【選出パターン】
一番左が初手
基本選出。スムーズにこの選出が出来る相手には滅法強い。
かなり攻め気質のメガメタグロス軸やステロ展開が読める時に。
双璧の2枚+相手の物理受けを崩したい時。
ガルよりリザの方が刺さっていると感じた時。主に対グロス。
ガルが刺さっていて、かつ物理受けを崩したい時。ステロ枠がいそうなときはガルドではなくミミッキュを控えさせる。
サイクル戦を仕掛ける時。
【きついポケモン 並び】
・ヌケニン入り受けループ:
ドヒドイデ&ヌケニンの並びを崩すことが不可能な為、ヌケニンが出てきたらさっさと降参していた。
・ヒードラン:草Zは即降参級
・トリルメガクチート:リザのHP管理がシビア
・メガメタグロス:単純に重い
・ナットレイ:不快
・メガガルーラ:キツイが案外立ち回りでなんとかなる
・マンムー:ゴツメ奴だとほぼ負け
【終わりに】
今期は非常にモチベーションが高く、本ロムとサブロムの2つ合わせての対戦数が自己ベストであるほど、ポケモンを楽しめた最高のシーズンであった。というのも、6月半ばに開催されたからきおす杯という大会で自分のポケモンへのモチベーションが大きく高まったからである。見ていないとは思うが主催のカラーさんとたかきおすさんにはこの場を借りて感謝したいと思う。
来期も頑張ります。次はサイクル構築を使いたい。
SMシーズン1使用構築 選出誘導パルテテフ 【最終レート2003】
サンムーンシーズン1お疲れ様でした。今期は本ロムであるTNハンドソープで潜っていました。対戦していただいた方はありがとうございました。
早速ですが以下が並びになります。
パッと見てこのパーティ、明らかに欠陥だらけです。実際そうですが、今回はその欠陥を逆に利用しました。要するに初手の選出誘導です。
SMの環境ではZ技による奇襲攻撃が多々起こり、安易な受け出しが命取りになるということは言うまでもありません。受けださない為にはどうすればよいのか自分なりに考えた結果、まず「初手を出し負けない」ということが真っ先に上がりました。
初手を出し負けないことでまず自分が奇襲を仕掛けるチャンスを得ることが出来ます。
次に考えたいのが「どのような奇襲を仕掛けるか」です。
この場合の奇襲とは、汎用性が高い崩しを指します。
そこで注目したのがパルシェンです。
SMシーズン1では襷パルシェンが猛威を振るっており、故にどの構築にも「パルストッパー」なる対策枠が存在します。
代表的なパルストッパーとして挙げられるのが、テッカグヤ、ジバコイル、ギルガルド、ルカリオ、ハッサム、メタグロス、カプレヒレ、ポリゴン2です。
これらのほとんどがパルシェンの特殊水Zで突破ないし崩すことが出来ます。特殊ルカリオとカプレヒレに関してはパルシェンの水Zで崩すことが出来ませんが、そもそも上位帯にいるルカリオはほとんどが物理型であり、カプレヒレは耐久ポケモンであるが再生技が無い為(黒い霧Z型も多く存在するが回復は一度だけ)、初手出し勝って殻を破り、後出しされたこれらのポケモンに水Zを放つことで役割破壊する流れ(=初手にパルの起点にできるポケモンを呼ぶこと)を選出段階で作ろうと思いました。
以上がこの構築の並びに至る構想になります。
また、基本選出をZ枠+襷枠+メガ枠とすれば数値的に無駄が少なくなり、かつ汎用性が高くなると考えたことから、それぞれスペックの高いポケモンでこの条件に沿うような基本選出を形成することを心掛けました。
以下常体。
【個体解説】
ガラガラ(アローラの姿)@太い骨
特性;避雷針
性格;意地っ張り
実数値;167(252)-145(252)-130-xx-101(4)-65
技構成
・フレアドライブ
・シャドーボーン
・ホネブーメラン
・剣の舞
見せポケ1号。ポジションは左上。150戦前後やって選出は0。電気無効枠。
パルシェンの苦手なカプコケコ、デンジュモクを牽制すると同時にマンムーやガブリアス、ミミッキュを呼びパルシェンに役割遂行させる責任者。剣の舞はポリゴン2を強引に突破するために必要かなと思い入れてみたが一度もバトルフィールドに立つことすらなかった。
こいつがいることで相手は裏にガラガラのフレドラ&シャドーボーンを受けられる状況下でしかカプコケコ、デンジュモクを初手に持ってくることが出来ない。
その状況下でパルコケコが初手で対面したときも素直にボルチェン打たれたのは一度だけであとは全て蜻蛉またはリフレクターだった。襷ないけど破ってみたら普通に通る。
ジバコイル@突撃チョッキ
特性;アナライズ
性格;控えめ
実数値;175(236)-xx-136(4)-198(236)-114(28)-81(4)
※王冠使用めざ炎5V個体
H:16n-1
C:11n
D:2n
BS:端数
技構成
・10万ボルト
・ボルトチェンジ
・ラスターカノン
・めざめるパワー炎
見せポケ2号。といいつつ対雨パにのみ選出した。初手の電気ポケモン、加えてカプテテフ出しを抑制し、マンムーガブを初手に呼ぶ枠。マンダと相性補完が良いらしいが同時選出はしたことがない。このパーティは基本選出でパルシェンを処理することが非常に困難なので、後述のギルガルドと鋼の2枚壁を形成することで選出段階でパルシェンを止めにかかっている。
ガラガラ+ジバコイルの強烈な選出圧力によって、相手はガラガラのフレドラ&シャドーボーン+ジバコイルのラスターカノン&10万ボルトに関して処理可能な場合にしか初手にカプコケコ、デンジュモクを置かない。というか置けないハズ。また地震の無いカグヤも出て来にくくなるが、裏にガブ等の電気受けがいれば話は別なのでカグヤは果たしてこいつで初手抑制出来ていたかは怪しい。
対雨パにしか出さなかったし、PTコンセプト的に基本選出に影響が出るのは避けたかった為、出さないと決めていたので、それならば10万ボルトの枠を雷にした方がよかったと思っている。アナライズ10万ボルトでは、キングドラがギリギリながら確定で耐えるが、アナライズ雷ならばキングドラが落ちる為である。キングドラの処理ルートがテテフの襷だけというのも心許なかった。
ギルガルド@岩Z
特性;バトルスイッチ
性格;意地っ張り
実数値;149(108)-222(252)-170-xx-171(4)-98(144)
技構成
・シャドークロー
・影打ち
・剣の舞
・諸刃の頭突き
H:余りぶっぱ
A:役割遂行の為特化
D:DL対策端数振り
S:4振りメガハッサム抜き抜き
見せポケではないが初手にガブマンムーを呼ぶ枠。ジバコイルと合わせてカプテテフも抑制させる。特に環境に珠マンムーが多く、ギルガルドを確殺できるのでマンムーをとにかく呼ぶ。パルシェンが出せないパーティ(明らかに破るタイミングが無い時)に対し初手に出していく。特殊ルカリオの選出を一応ではあるが抑制することが出来る。また初手グロスが読める時にも出していく。パルガルドの同時選出も稀に行い、初手はパルが破れなさそうだけど後ろから出てきたガブとかに殺させてパルで全抜き体制を整えるプレイングもした。
パルが出せないときにポリ2やハッサム、カグヤなどを倒してほしい為これらに一貫する岩Z、Sを4振りメガハッサム抜き抜きまで伸ばした。聖なる剣にして格闘Zでも良かったが、ボーマンダやギャラドス、後出しされるバルジーナにも一貫する岩Zの方が有用だと思い採用した。またカビゴンはこいつに突っ張ってくるので舞岩Zで主に処理していた。パルシェンでは不可能な対面ポリ2での積み→処理が出来る貴重な存在。
パルの苦手な対サザングロスに関してだが、このパーティを見た普通のサザングロス使いならグロスがパルテテフジバコマンダに一定以上の活躍が見込め、苦手とするガルド、ガラガラに対してはサザンの後投げで間に合うので初手グロス→後方サザンのサザングロス選出をしてくる。なので初手のグロスに合わせ、引いてのこのこと出てきたサザンに岩Zをぶち当てる戦法で容易に突破できる。ちなみにサザンはガルドの岩Zを耐えることもしばしばあるが、岩Z被弾後は既に影打ち圏内である。
パルシェン@水Z
特性;スキルリンク
性格;やんちゃ
実数値;125-137(76)-200-134(228)-45-116(208)
※D個体値不明妥協個体
技構成
・つららばり
・ロックブラスト
・殻を破る
・ハイドロポンプ
S:準速スカーフガブ抜き
C:H252D4シールドギルガルドを+2ハイドロポンプZで87.5%の高乱数1発
A:H4振りメガギャラドスとA+1状態で分の良い勝負が出来る最低ライン
先述した通り構築の主軸でありクラッシャー。Dの個体値は調べてすらない。5V×4Vメタモンで6V厳選は面倒だった為捨てた。しかしD個体値を大きく妥協した影響で、殻を破った後のドヒドイデの熱湯がギリギリ2発圏内になるという痛恨事があり、妥協はやっぱクソだと思った。いい経験。
C実数値137でH252D4振りギルガルドが+2水Zで確定で落ちる為、そのラインまで引き上げたかったが、色々あって(話すと長い)C134まで引き下げた。これでも+2水Zで87.5%の高乱数でH252D4シールドギルガルドを突破できる。ギルガルドのHラインが下がっているという環境もあり、実際対戦してみると対穏やかギルガルドの一度以外は全て葬ってくれた。ポリゴン2には6.3%の最低乱数1発だが、決めてしまえば後続圏内なのでさほど問題は無い。Aはこれ以上削ると主にメガギャラドスと打ち合った際に不便。また物理技は全て多弾系統なのでAは高いに越したことはない。
メガゲンガーの型の多くは鬼火祟り目型であったことから、完全に基地外だが初手メガゲンガーと対面したときも鬼火読みで普通に破る。ただの願望プレイング。
主な役割対象へのダメージ計算
※ダメージは全てC134+2ハイドロポンプZ
・167-171ギルガルドに対し、
ダメージ: 163〜193 割合: 97.6%〜115.5% 回数: 乱数1発 (87.5%)
・203-121テッカグヤに対し、
ダメージ: 231〜273 割合: 113.7%〜134.4% 回数: 確定1発
・203-168テッカグヤに対し、
ダメージ: 166〜196 割合: 81.7%〜96.5% 回数: 確定2発
・177-110チョッキジバコイルに対し、
ダメージ: 169〜201 割合: 95.4%〜113.5% 回数: 乱数1発 (75%)
・155-130メガメタグロスに対し、
ダメージ: 214〜253 割合: 138%〜163.2% 回数: 確定1発
・177-120メガハッサムに対し、
ダメージ: 232〜274 割合: 131%〜154.8% 回数: 確定1発
・177-167(HD特化)メガハッサムに対し、
ダメージ: 168〜198 割合: 94.9%〜111.8% 回数: 乱数1発 (68.8%)
・191-115ポリゴン2に対し
ダメージ: 162〜192 割合: 84.8%〜100.5% 回数: 乱数1発 (6.3%)
カプテテフ@気合の襷
特性;サイコメイカー
性格;臆病
実数値;145-xx-95-182(252)-136(4)-161(252)
技構成
・サイコキネシス
・ムーンフォース
・10万ボルト
・瞑想
パルシェンで鋼枠を破壊したら相当通りやすくなるだろうな、という思惑があり採用。また相手のミミッキュを初手に呼ぶ点もパルと相性がいい。気合の襷という簡易的な行動保障アイテムを持たせることでストッパーの役割も担えるようにした。メインウェポンであるサイキネムンフォは確定、10まんボルトも滅茶苦茶打つ機会が多かったので準確定。残りはシャドボや自然の怒りとの選択だが、ポリゴン2への隙をなるべく見せたくなかったので瞑想を選択。これによってサイコフィールド下の+1サイコキネシスがポリ2を確定2発圏内に無理矢理押し付け、HP残り4割程度のポリゴン2を後述のメガボーマンダで強引に突破するという手段も多用した。またこのポケモンはカプレヒレを後出しから突破できる可能性が高いという点も便利であった。
従来のテテフパルはテテフで鋼を削り、襷を盾にパルを通していく並びであるが、今回自分が使ったのはパルで鋼を突破ないし削り、テテフでさらに圧力をかけていく戦術であったため、構築名をパルテテフとした。
ボーマンダ@メガ石
特性;威嚇→スカイスキン
性格;意地っ張り
※メガ進化後
実数値;191(164)-189(52)-151(4)-xx-115(36)-172(252)
技構成
・捨て身タックル
・地震
・竜の舞
・羽休め
今シーズンは前期で使っていた構築でもメガボーマンダを採用していたが、AS竜舞は場持ちが悪く消耗品の様に感じ使いにくかったので正直調整とか何でもいいからASとHDの中間くらいのパワーと耐久ほどよく揃えたマンダ居ないかなぁと人様の構築記事をぶらぶらしてるうちに発見したマンダ。どの記事から引っ張ってきたのか忘れてしまった為、引用できず申し訳ないので心当たりがあればぼそっと教えていただければ幸いです。
環境に相変わらずスカガブが多く、ここまで流石に地震が一貫してるのは不味いと考え、テテフマンダというスカガブを通しにくい並びにしようと決意した為採用。羽休めは主にグロス等に打ち粘り起点にする。無難に強かった。またルカリオにも強い為、コケコの蜻蛉→ルカリオの真空波でパルが何も出来ず崩されても再び強力な起点作成が出来る。
初手にガブマンムー投げたくなるよね・・・?
【選出パターン】
●パル(初手)+テテフ+マンダ
初手にマンムーやミミッキュ、ガブが来るなぁって思ったらこれ。
基本選出。初手ポリ2来ると結構きつい。
●ガルド(初手)+テテフ+マンダ
パルが刺さっていないパーティにはガルドが刺さるように組んだつもり。対サザングロス、対カビゴンにはこれ。
●テテフ(初手)+パル+マンダ
ガルガブコケコ~みたいな所謂厨パはこれ。テテフが初手の理由はガルーラを削ることでマンダの捨て身圏内に入れる為。ガルーラの岩石封じ所有率が高すぎてパルは初手に出せない。
●ジバコ(初手)+テテフ+ガルドorパル
対雨パ。テテフの襷がキングドラを処理する唯一無二の手段。ペリカンを処理するためにジバコイルは持って行きたい。
【きついポケモン】
スカーフコケコ:たいぶ数を減らしたとは言え一定数存在する。パルストッパーならぬパルアタッカー。
パルシェン:選出段階で威圧しているとはいえ、基本選出がパルテテフマンダな為こっちのパルが相手のパルより先に破った状態で対面しないと敗北が決定する。Sを落としているので同速ゲーも出来ない。
ポリ2:これきつくない人いるの。
メガガルーラ:強すぎる。
デンジュモク:基本選出で対応できない為かなり苦戦を強いられる。
サメハダー:普通に強かった。
メガプテラ:毎回地味にミリ耐えされる。
【感想】
久しぶりのレーティングバトルの環境、それも新しい世代での新要素を多用に含んだ環境だった為個人的にはとても楽しめたシーズンであった。来季からはバンク解禁されまた環境が変わるが、諸事情でこれから約半年程はがっつりポケモンをやることが出来ないと思われるので、帰って来たらまた存分に楽しみたいと思う。
拙い長文ですが読んでいただきありがとうございました。
【単体考察】カプ・ブルルのすごく綺麗な調整
自分が使ってて納得できる調整だと感じたアタッカー型カプブルルの調整。
現在はボックスで眠ってるらしい。
種族値:H70 A130 B115 C85 D95 S75
種族値には無駄が少なく、タイプも優秀。そしてフィールドと合わせての圧倒的火力に持ち物の自由度も高い。強いて言えば技構成が把握しやすい点が欠点であろうか。パーティによっては非常に定着しやすいポケモンと言えるのではないだろうか。
SMシーズン1をある程度戦ってみての使用感としては、特殊への受け出し機会が圧倒的に多いという事。その最たる役割対象はカプ・コケコである。
性格意地っ張り 個体値6V想定
努力値:108-236-0-x-164-0
実数値:159-198-135-x-136-95
H:16n-1
A:11n
HB:無補正A+2ガブリアスの炎の牙確定耐え(84.2%~99.3%)
HD:DL対策のD>B 無補正C極振りカプ・コケコの珠マジカルシャイン確定2耐え(41.5%〜49.0%)
なんといっても数値がめちゃめちゃ綺麗。一つ文句を付けるとすれば、H16n-1調整とグラスフィールドの効率が悪いことが挙げられるが、それでもH実数値159という数値は悪くないし、タイプ的にも状態異常(火傷、毒)や天候ダメ(砂、霰)の定数ダメージを全て被弾してしまう為、調整が生きることも少なくない。努力値が限界でH16n+1にすることでA11nまたはD>Bが犠牲になると考えたら普通に16n-1でええやん、綺麗やしって思った。
またB無振りとはいえ、控えめに言って必要最低限のHBラインは確保できている。またS75族というのも、激戦区の実数値80台を無振りでごっそり抜ける絶妙な数値。
技構成はこの調整ならばウッドハンマー、ウッドホーンは確定としてまもる、やどりぎ、毒、自然の怒りから選択といったところであろうか。個人的には対雨パのターン稼ぎに使える守るの優先度が若干高いように思える。草Zウッドハンマーの最大の魅力はパワーではなく無反動非接触なところだと思います(こなみ)
おしまい
アニメ・ポケットモンスターXY / XY&Zを振り返る 【トライポカロン マスタークラス編】
ハンドタオルです。今回の記事ではセレナのトライポカロン・マスタークラスについてまとめたいと思います。前回の記事と繋がっていますので、見てないよって方はそちらを先に見ていただけると幸いです。
※ネタバレが嫌な方はブラウザバック推奨です。
※また、パソコンでの執筆の為スマートフォン版だと表示、画像配置に若干の違和感が生じる可能性がありますので予めご了承ください。
今回はセレナの【トライポカロン・マスタークラス編】です。
以下常体。
トライポカロン・ルーキークラスでプリンセスキーを3つゲットし、マスタークラスへの出場権を獲得したセレナ。次なる目標は勿論カロスクイーン。
前回大会であるトライポカロン ルーキークラス フレイ大会で優勝した後、会場外で偶然ヤシオとセレナが初めて対面する。
「今日のパフォーマンス、自分で満足できる出来だったかしら?」
「楽しくできたと思います!」
「それで?その次は?あなたにはクイーンとして絶対的に足りないものがある。それに気づかない限り、あなたは勝てないわ。」
セレナに対して求めるものが多くなるにつれて、言葉も厳しくなっていく。
ヤシオは本気でセレナの事を考えてくれてるんだなって。
【トライポカロン マスタークラス グロリオ大会】
<マスタークラス開幕!火花散る乙女の激闘!> XYZ19~20話(XY112~113話)
課題を胸に抱えながらも、遂に迎えたトライポカロンマスタークラス。場所はグロリオシティ(アニメオリジナル)。
ルーキークラスで共に切磋琢磨してきたライバル達も全員参戦!
セレナの夢へのきっかけを作り、常に一歩前を歩んできたサナ。
最初に出会ったライバルであり、共に高め合ったミルフィー。
太っていて不細工で、ちょっとお馬鹿なネネ。
もちろんこの人もプリンセスキーを3つ集めたらしい。最高成績はグランドフェスティバル・ベスト4(DP編 登録名:キャンディ ムサリーナ)
大会前日の夕暮れ時、母であるサキと通話。
「ねぇ、ママ。 私、旅に出て本当に良かった。」
「仲間にも会えて、私を支えてくれるポケモンたちにも会えた!」
「明日に、全部ぶつけてみる!当たって砕けろよね!」
そして、当日・・
セレナのドレスアップ。XY59話で母からプレゼントしてもらったドレスでマスタークラスもパフォーマンスする。
「泣いても笑ってもこれが最後。私たちのすべてをぶつけるよ!」
そして開会式。司会は勿論、ムッシュ・ピエール。
「遂にやってきました。トライポカロンマスタークラス グロリオ大会、開幕です!」
「自分を探して夢のスタートに立った、1本目のキー。」
「そして、夢を現実に近づけた、2本目のキー。」
「失敗もあったけど、ポケモンたちと乗り越えた3本目のキー。」
「そしてここで、絶対にカロスクイーンになるんだ。」
それぞれ鍵を開け、舞台に。セレナに足りないモノって一体なんなんだろうか。
カロス中が乙女の祭典に注目。
母・サキは当然会場で観戦。
セレナ家のサイホーンとヤヤコマも留守番しながら観戦。サイホーンもPCを使う時代である。
「それでは、今回のスペシャルゲストをご紹介いたしましょう!」
「元カロスクイーンであり、数々のパフォーマーを世に送り出してきた伝説のプロデューサー、ヤシオさんです!!」
大御所感あるおばさんだったヤシオ、実は元カロスクイーンだった。
そして現カロスクイーン・エルも登場。
モブキャラ各々がしっかりとデザインしてあって可愛いという点もXYのトライポカロンが称賛される理由だと思う。アニポケXYを見ていた人の中にも「推しモブキャラ」なるものがあった人も少なくないはず。
●トライポカロン マスタークラス
トライポカロン最高峰の舞台。3回以上優勝した者だけが参加資格を得られる。
- ルーキークラスとは異なり、予選・準決勝・決勝の三部構成で競技をフリーパフォーマンスに統一してのトーナメント戦となる。
- 大会の模様は全国に中継放送されており、端末があれば視聴者も投票に参加できる。
(トライポカロン - ポケモンWiki より参照)
トーナメント方式。
組み合わせが決まる。セレナの相手は
「テールナー、初戦頼むわよ。なんたって1回戦の相手は・・・」
ミルフィー「いきなり嫌なのと当たったわ。」
そんな中、予選トーナメント一組目が始まる。
キャル(モブ) vs ネネ vs ムサヴィー
キャルもモブキャラ界では五本の指に入るであろう存在である。また、モブは負けるとして、ここでもネネvsムサヴィーと、一応注目の対決である。
XY編に入ってからの長い相棒であるパンプジンでムサシは勝ちにいく。
そしてネネとムチュール。ネネは無駄に唇を強調してくるパフォーマンス。
そしてラストはモブキャラのキャルとズルッグ。モブのポジションでありながら台詞が与えられるという、モブキャラの星である。てか普通にこの組では一番可愛いし、もうお前が予選突破しろよ。
勝ったのは・・・
一次予選第一組、ムサヴィが勝利!!!
共に競ったこともあるネネの初戦敗退にセレナ、
「そういう世界なんだ・・・」
ミルフィー「どっちが勝っても恨みっこなしよ。」
セレナが旅に出て初めてできたライバルであるミルフィー。お互いにライバルと認め合う二人が、ついにマスタークラスで激突!
シン・リー(モブ) vs セレナ vs ミルフィー
そしてセレナ。こっちも相棒のテールナーと。
火花散る乙女の激闘。
一次予選から大注目のセレナvsミルフィーの直接対決。勝ったのは・・・
セレナ勝利!ミルフィー撃破!!
高めあってきたミルフィー。セレナに敗北を喫し顔を上げることができない。
「セレナ、おめでとう!」
控え室でサナに迎えられるセレナ。
影で涙のミルフィー。
でも、涙を拭って、セレナを笑顔で送り出そうとする。これがライバルへのミルフィーなりの敬意。
「おめでとうセレナ。私の分まで頑張ってよね!」
「・・・絶対カロスクイーンになりなさいよ!!」
やっぱり最後は、堪え切れなかった。
ミルフィー、ネネが早々に敗退したマスタークラス。そして予選もどんどん進んでいき、遂に準決勝まで勝ち残った3人が決まる。
「それでは登場していただきましょう。準決勝に進んだ、ビューティフル アンド ワンダフルな乙女たちです!」
ムサヴィ、サナ、そしてセレナ。この3人が準決勝進出し、カロクイーンを決める決勝の座を争う。
サナ「全力よ。セレナ。」
セレナ「もちろん!ありがとう、サナ。サナに誘ってもらわなかったら、私...」
この人も観客席から大声援を送る。
「地獄の特訓を思い出せ!!!」
「お前たちならでk..」※注:カットされました。
一人目のパフォーマーはムサヴィ。シンオウ地方グランドフェスティバルに続いて自身2大会連続の準決勝進出である。
「宿り木のタネ!!」
「タネ爆弾!!」
ムサヴィ「ニャース、みだれひっかき!!」
ニャース「はいニャー。」
「フィニッシュ!!」
さすがの実績と経験値。安定感ある演技で観客も大声援。
「さぁお次は、パフォーマー・サナ!!!」
二人目はサナ。セレナにパフォーマーの道を示し、夢へのきっかけを作った最大のライバル。
「ツルのムチ!!」
「フィニッシュ!!!」
ラストはサナの決めポーズであるコレ。
「決勝進出を決めるこのステージも残り一組。それでは舞ってもらいましょう!
パフォーマー・セレナ!!!」
「ニンフィア、スピードスターよ!!」
ニンフィアの妖精の風で気流を起こし、みんなで宙に舞う!
でも着地のときに手を捻ってしまう。痛い。
ニンフィアにフォローしてもらいなんとか無事フィニッシュ。いい連携だった。
ニンフィアも演技をなんとか成功させられほっと一安心。
ただヤシオとエルは最後のパフォーマンスをみて表情を変える。セレナの怪我に気がついたか。
そして来る、投票の時。
勝って決勝に駒を進めたのは・・・
セレナ勝利!!準決勝突破!!
敗北してしまい不機嫌になることが予想されたためビクビクするニャースとパンプジン。しかしムサシはめっちゃ笑顔。
ニャース「やばいニャ。」
ムサシ「まぁここまで来れたんですもの。カロスのやつらも思い知ったでしょ。私の美貌を。(ニヤニヤ)」
そして惜しくも敗れたサナ。
「セレナおめでと!私の分の夢も、託していいかな...?」
「サナ...」
「悔しくないって言ったら...ウソになるけど...」
「負けたみんなの分も頑張って。ここの誰よりも...凄かったんだから。」
準決勝が終わり、再び待合室に。さっきの着地の際に痛めた手首が腫れる。
そこにやってきたヤシオ。
「見せてごらんなさい。怪我よ。」
「...どこでそれを!?」
「動きで分かるわ。」
「決勝は辞退しなさい。これじゃあまともなパフォーマンスは出来ないし、ましてやエルに勝つなんて無理よ。」
「私達の夢なんです。何もなかった私がやっと見つけた、ポケモン達との夢。ここまで来たから...最後で諦めたくないんです!!」
「...ワンステージだけよ。それまでは持つようにしてあげる。終わったら医者に診てもらいなさい。」
ヤシオの気遣いで応急処置。そして迎えるはトライポカロンマスタークラス 決勝。
「決勝を戦うは、チャレンジャー・セレナ!!」
「そして現クイーン・パフォーマー エル!!」
「さぁ、いくよ!!」
♪BGM:ドリドリ(セレナver.)
「ニンフィア、スピードスター!」
みんな大興奮!
ドリドリドリームパワー♪
「フィニッシュ!!」
「出来るだけの事はやった!!」
そしてラストはカロスクイーン・エル。
「マフォクシー、マジカルフレイム!! ビビヨン、サイケ光線!!」
旅を通じて沢山の経験をし、そして間近でエルのパフォーマンスを観たセレナは、ヤシオに言われた自分の足りないモノがなんなのかに気付く。
「エルさんの笑顔は、みんなに力を与える。私、みんなに与えてもらってばかりだ...。」
「フィニッシュ!!」
流石はカロスクイーン。完璧すぎるパフォーマンスだった。
そして投票へ。
トライポカロンマスタークラス、優勝は・・・
エルが優勝!!セレナはあと一歩届かず準優勝!!
届かなかった、エルの壁。
越えられなかった、憧れの存在。でもいつかきっと。
決勝後、ヤシオはセレナの元へ。
「エルさんにあって私にないもの。さっき、エルさんを見て分かった気がしました。」
「私は未熟だし、仲間やポケモン達に助けてもらってばかり。でもエルさんは人を笑顔にしたり、見ず知らずの私にアドバイスしてくれたり、与えることが出来る人で、」
「今までもらってばかりの私ですけど、クイーンになって、今度は色んな人に恩返ししたい!元気を与えたり、笑顔にしたり、アドバイスや、時には怒ってあげることも。だから、もっともっと頑張らなきゃ!立派なクイーンになる為に!!」
「それが分かったならあなたは良いパフォーマーになれる。」
「私と一緒に来ない?全てを教えるわ。パフォーマーの全てを。返事は急がないから、よく考えて決めなさい。」
その夜、ヤシオの誘いに関して悩むセレナ。そこにサトシが現れる。
「どうした?痛いのか?」
「ううん、ちょっと考え事してて。」
「サトシだったら、悩まないんだろうなぁ。」
「俺だって迷うことくらいあるさ!でも、迷ってる時間があるなら、まず動いてみる!それで失敗したって、何かは残る!無駄なことなんて何もないさ。」
サトシの言葉で、何か答えが出たみたい。
翌朝、ホテルから出るヤシオ。そこに待っていたのはセレナ。
「ヤシオさん!...あの、誘っていただけて嬉しかったです!」
「でも今は一緒に行けません。すみません。」
「このままサトシ達との旅を中途半端に終わらせて、ヤシオさんについていくのはダメだと思うんです。最初はただ家を出たいっていうだけで旅に出たけど、パフォーマーという道に出会って、」
「ライバル達やエルさんに出会えて、」
「その先にあるものを、自分でしっかり見つけたい。この旅を最後までやり遂げて、納得できる答えが見えたらその時は...」
「納得するまで突き進みなさい。そして納得することが出来たら、ここに連絡ちょうだい。」
<サトシとラストバトル!セレナの選択!!> XYZ45話(XY138話)
サトシ達との旅も遂に佳境を迎え、最後の選択に悩むセレナ。
博士に一つ提案し、ミアレシティの一角を借りる。どうやらパフォーマンスをやるみたい。
サナも呼んで共演。
影で見ていたムサシも飛び入り参加。準決勝を戦った面子でエキシビション。
会場全体で一緒に盛り上がった。
無事エキシビションを終えた夜、ミアレまでやってきた母・サキと一緒にお泊まりしたセレナ。察した母に促され、ここで気持ちを伝える。
「セレナ、相談したいことでもあるの?話してごらんなさい。力になるわ。」
「あのね、私今日のステージで、やっぱりパフォーマンスが好きだって気付いたの。私、まだまだだけど、エルさんのようにもっとたくさんの人を笑顔にしたいなって。」
「でもね、今までのものが全部なくなっちゃう気がして...」
「そんなことないと思うわ。あなたが経験したものは、そんなに簡単なものじゃないんじゃない?もっと自信をもって。」
「なんたって、私の娘だからね。」
そして翌朝、セレナが悩んでることを見抜いたサトシが、バトルを申し込む。サトシなりのエールの送り方。
「俺さ、なんかモヤモヤしててもポケモンとバトルするとすっきりするからさ。元気出せよ。」
そしてバトル中にサトシから。
「俺だってゲッコウガの事で迷ったり悩んだりしたけど、あの時思ったんだ。一人でなんでも出来るわけじゃない。支えてくれるポケモンがいるから頑張れるんだって。」
「俺はいつだってセレナの事応援してるからさ。」
ずっと好きだったサトシからの言葉で、やっと自分の中で結論を見つけた。
そしてヤシオに返事をする決心。
「待っていたわ。答えは見つかったのかしら?」
「ごめんなさい。私ヤシオさんとは一緒に行けません。大変な事件があったのに、私のパフォーマンスを見てみんな笑顔になってくれました。
「ポケモン達と、カロス地方以外も見て回りたいんです。そこにはきっと、私たちを成長させてくれるものがあると信じて」
「それでどこに行くかは決めてるの?ホウエンはどうかしら?あそこにはトライポカロンとは違う大会があるのよ。いい刺激になるわ。それから、戻ってきたら私にもパォーマンスを見せてくれるかしら?あなたの成長がとても楽しみなの。」
「言ってなかったかしら?私、あなたのファンなのよ。」
セレナが決めたのは新たな地方への挑戦。次なる舞台はコンテスト発祥の地・ホウエン地方!
<終わりなきゼロ!また逢う日まで!!> XYZ47話(XY140話)
そしてセレナの、旅立ちの時がやってきた。
「みんなからいっぱいもらったわ!数えきれないくらい!」
「サトシ...、私旅に出て本当に良かった。」
「あなたは私の目標よ。」
「次に会うまでに、もっともっと魅力的な女性になるから!」
「サトシ、最後に1ついい?」
「ありがとう!!」
ありがとうセレナ。たくさんの笑顔を、本当にありがとう。
アニメ・ポケットモンスターXY / XY&Zを振り返る 【トライポカロン編】
はじめましての人ははじめまして。ハンドタオルと申します。アニポケXYおよびXY&Zの総集編的な記事を書いています。
前回の記事を見ていないという方はよろしければそちらもどうぞ。
※ネタバレが嫌な方はブラウザバック推奨です。
※また、パソコンでの執筆の為スマートフォン版だと表示、画像配置に若干の違和感が生じる可能性がありますので予めご了承ください。
今回はセレナを中心とした【トライポカロン編】です。
以下常体。
そもそもトライポカロンとは一体どういったものなのか?コンテストとはどう違うのか?という疑問があるかもしれないので一応説明。
トライポカロンとは、「ポケットモンスター」の作中で開催されているイベントの一つで、トレーナーがポケモンとのパートナーシップを様々なパフォーマンスで魅せる大会である。カロス地方で盛んに行われ、各地で大会が開催されている催し物。内容はゲームでの「ポケモンコンテスト」と似ている。
トライポカロンに出場するトレーナーは「ポケモンパフォーマー」と呼ばれ、参加出来るトレーナーは女性のみ。故に作中では乙女の祭典と称されることも少なくない。
(トライポカロン - Wikipedia より参照)
特徴としては「コンテストバトルが無い」「参加者が女性限定」「サブ審査が多数」というのが挙げられるのではないだろうか。
◆開催システム
①カロス各地で開かれるルーキークラス大会に出場する
②そこで優勝すると「プリンセスキー」が授与される
③プリンセスキーを3つ集めると、マスタークラス大会への出場資格を得る
④更にそこで優勝すると「カロスクィーン」の称号を得られる
◆大会内容
一次審査と二次審査に分かれており、一次審査を勝ち抜いた者だけが二次審査に進める。これはコンテストと同じ。
だがコンテストと違って判定審査員は特に決まっておらず(一次審査のみテーマによってはいることもある)
最終的に優勝者は観覧席からの投票で決定される。
(アニヲタWiki(仮) - トライポカロン より参照)
それでは早速セレナのトライポカロンを追っていきたいと思う。が、
セレナの良さの大きな1つはトライポカロンに行き着くまでの過程だと感じているので、まずはそこから見ていきたい。
<サトシとセレナの出会い>
今までのアニポケシリーズでそのような描写がなされたことは一切ない為後付け設定であると思われるが、サトシとセレナは幼少期に一度会ったことがある。オーキド主催のポケモンサマーキャンプ(サマーキャンプ自体は何度か本編で描かれたことがある)で足を負傷したセレナをサトシが助ける、ということがあったらしい。
そこからセレナはサトシに一目惚れ(?)をし、ある日サトシがテレビに映っているのをみて再び会ってみたいと強く思うようになる。初期設定の段階でサトシに対し程度は定かではないが好意を抱いていた。有名なサイホーンレーサーである母・サキの影響でサイホーンレースの練習をしていたが、それは嫌々ながらしていただけであり、本当に自分のしたいことについて疑問を持っていた。
セレナの母・サキ。最初の印象ではわりと頑固そうなイメージ。
朝に弱いのか朝練を寝坊し、頻繁にヤヤコマに技「つつく」で起こされていたっぽい。
「その起こし方やめてっていってるでしょ!(怒)」
<旅に出てから>
サトシの1つ目のジムであるハクダンジム戦が終わった後、サトシ、そして既に同行を決めていたシトロン、ユリーカに誘われ、セレナもサトシ達と一緒に旅をすることを決意。7話目にして漸くパーティメンバーに加わった。これは今までのどのヒロインよりも遅いらしい。
<プチデビュー?> XY21話
ポケモンとそのトレーナーのプロモーションビデオである「トレーナープロモ」に挑戦。トレーナープロモはカロスでは有名なイベントで、ネットで配信しているらしい。セレナも一度興味本位でやってみたかったらしい。ちなみに当時の1位はパフォ-マーの憧れであるエル。
この回のフォッコ可愛すぎてここからフォッコ大好きマンになりました()
<ライバル登場> XY25話
後々ライバルとなるミルフィーが登場。ポフレ作りが得意なセレナであったが、そのポフレの味についてミルフィーに煽られ喧嘩寸前に。
その後町で行われるポフレ大会に出場。ここでお互いのポフレ作りの腕前を競うことになった二人。
ちなみに勝ったのはよくわからんモブキャラ。
<もう一人のライバル登場> XY39話
ポケモンサマーキャンプにて今後のセレナのパフォーマー人生を大きく左右するライバル・サナが登場。そこでトレーナープロモでブレイクし、一気に有名な一線級ポケモンパフォーマーになったエルの近況を聞く。
サナもそれをみてポケモンパフォーマーを目指す決心をしたらしく、セレナもトライポカロンを一度みてみたいと思うようになる。
そして二人きりになった時、サトシの夢への強い意志を訪ねる。
「このキャンプでやってきたこと全部、これからの役に立つんじゃないかって思うんだ。」
「この旅全てが、カロスリーグに繋がるんだ。俺の夢はポケモンマスターになることだ!」
「サトシは頑張ってるよ。夢、ちゃんと持ってる。」
↑セレナの自分自身への気持ちが表れた重要なシーン。サトシへの尊敬と、まだ何もない自分への焦燥感。
「私の夢って何かなってずっと思ってたんだ。」
「いいじゃん、夢はゆっくり見つければ。」
「フォッコが一緒に夢を見つけようって」
「ポケモンと見つける夢か・・・」
<初めてのトライポカロン> XY46話
ポケモンサマーキャンプ後、サナと2度目まして。この町でエルのパフォーマンスが行われるという事で全員で観に行く。視聴者も初めてのトライポカロン。
司会はムッシュ・ピエール。今後すべてのトライポカロンは彼が司会を行う為、嫌でも記憶に残る。
ちなみにこの回、セレナはフォッコ以外で初めてのパーティポケモンとなるヤンチャムをゲットする。
<夢への決意> XY53話
個人的に必見だと思っている話。サトシ達が旅をしている途中、メークル牧場を発見。ここでは人がメークルに乗って戯れたりしているが・・・
セレナの母・サキ、ここで再登場。サイホーンレーサーの経験を生かしてどうやらメークル乗りのコーチをしているらしい。
サキ「ちゃんとサイホーンレースの練習してる?」
セレナ「う、うん・・・。」
ここまで約50話で色々なことがあり、徐々に自分のやりたいことが分かってきたセレナ。サイホーンレーサーの道ではなく、ポケモンパフォーマーの道に心が傾きかけていたこともあり、母の言葉に苦しい返事をする。一方で母は自分と同じ道を歩んでほしいという願望から当然サイホーンレーサーを目指してほしいと考える。
みんなでサイホーンレースの練習後、昼休憩。その間にセレナはフォッコとヤンチャムを裏に連れてパフォーマンスの練習。しかしそれを母に見られる。
その後ロケット団が小屋を襲うが、セレナが母譲りのサイホーン操縦技術を駆使し追尾、撃退。
サトシ「サイホーンで追ってくるなんて流石だな!」
サキ「その才能を生かすべきよ!」(パフォーマンスの練習なんてしなくていいって意)
ここでもやはり母のサイホーンプッシュ、しかしセレナ、
「私、ポケモンパフォーマーになりたい。だから家には帰らない。」
サキ「なんでも中途半端なアンタが続くはずない。」
母も臨戦態勢。
「勝負して!レースで私が勝ったら、私の本気を認めて。」
サイホーンレースではなく、この牧場にいるメークルに乗ったメークルレースで勝負を決める。なぜメークルかというと、メークルの持ち手であるツノは乗っている人の気持ちを読み取り、気持ちが強い程はやく走ることが出来るとされているからである。
レーススタート!
しかしセレナ、致命的な転倒をしてしまう。
「諦めない・・・!」
絶対にポケモンパフォーマーになりたいという強い気持ちがメークルにも伝わり、徐々にセレナが距離を詰めていき、そして・・・
セレナ、ママにレースで勝利!!!!
「レーサーになるのが嫌で逃げ出したけど、みんなに出会えて、旅をする中で、やっとなりたいものを見つけたの。」
サキ「本気なのね。」
セレナ「もう諦めたくない!」
<トライポカロン ルーキークラス ヒヨク大会> XY60話
アニポケXYが開始して1年以上経った第60話にて遂にセレナがトライポカロンにデビューする。場所はヒヨクシティ。ちなみに59話はサトシとセレナがデートする回であり必見である。
サナ、そしてムサヴィー(ムサシ)も参加する。ちなみにムサシはAG編やDP編でもコンテスト経験があり、なんやかんやでかなり勝ち上がっている圧倒的実力者である。
??「ほんとに行かなきゃダメなの?」
秘書「お願いします。明日迎えを付けますので。」
大御所感あるおばさんもこの回に初登場。正直こういうキャラ位置嫌いじゃない。
優勝者にはプリンセスキーが贈呈され、プリンセスキーを3つ集めるとマスタークラスに出場することが出来る。マスタークラスの優勝者がカロスクイーンになることができる。
一次審査はポケモンをデコっておしゃれにする「ポケモンスタイリング」。
一次審査一組目はサナが無難に勝利。
ムサヴィー作・ビーストバケッチャは伝説である。
そしてセレナ登場。
「始めるよ!私たちの夢! 」
「ねぇフォッコ。この日の為に私たち、いーっぱいトレーニングしてきたよね。サトシも言ってた。今までの旅、無駄なことなんて一つも無いって。今日は、昨日までの全部をぶつける。」
あ
フォッコ、まさかの転倒。
これが致命傷となりセレナは一次審査落選。
その後二次予選もサナが突破し優勝。セレナとは明暗が分かれる形となった。
初めてのトライポカロンで敗退した翌朝、フォッコとヤンチャムを連れて港に来たセレナ。
「ごめんね。私のせいで・・・。」
翌朝来た迎車に乗って移動するおばさん。車の停車時に外で悔しがるセレナをたまたま見つける。
「でもね、今日やっと夢のスタートラインに立てたの。」
そしてまさかまさかの・・・セレナのヘアチェンジ&着せ替え!!!
セレナの挫折、そして着せ替えイベントがある為、アニポケXYを語る上で60話は絶対に欠かすことのできない神回であり髪回である。ちなみに胸の青いリボンは59話でサトシがセレナにあげたプレゼントっていう小ネタも仕込んである。
<BBBBBBBBBBBBBBB> XY64話
セレナのフォッコ進化回である。ちなみにこの日僕は落ち込んで次の日までご飯が喉を通らなかった。
アニポケのフォッコの鳴き声めっちゃ好きだった・・・。
<トライポカロン ルーキークラス フウジョ大会> XY80話
セレナのトライポカロン2戦目。テールナー、ヤンチャムに向かって一言。
「ふたりとも、今度こそ勝とうね。」
ドレスはサトシ6つ目のジムの相手だったマーシュがデザインしたお洒落な服。ちなみに前回のドレスはセレナの母が勝ってくれたプレゼント。
約60話ぶりにミルフィーが登場。
「髪切ったのね。なんかあったの?サトシにフラれちゃったとか?」
セレナがサトシに好意を寄せているという事を女の勘で知ってるミルフィーのセレナいじり。ミルフィーのキャラだからこそ出来る芸当であり正直このやりとりはアニポケ勢をほっこりさせる。
一次審査はポフレ作り。やはりセレナとミルフィーの対決にポフレは欠かせない。
ミルフィー、ムサシは難なく一次審査突破。
そしてセレナも初の一次審査突破!
そして二次審査・フリーパフォーマンス。
ムサヴィとニャース
そしてセレナ。
優勝者は・・・?
セレナ、XY80話、放送開始623日目にして初優勝!
<イーブイゲット> XY89話
セレナがダンス好きなイーブイをゲットする回。3匹目のパーティポケモンである。
<トライポカロン ルーキークラス ヒャッコク大会> XY91話
イーブイという新たな仲間もゲットし2つ目のプリンセスキーを目指すセレナはヒャッコクシティにてトライポカロンに出場する。
前回セレナが優勝したフウジョ大会ではミルフィーと争ったがサナは出場しておらず、今回はサナとの優勝争いが予想されるセレナ。なんかよくわからんデブスも参加。
今回の一次審査・テーマパフォーマンスはポケモンクイズ。乙女には知性も必要らしい。一理あるが一理しかない。
Q1.イーブイの進化は多々ありますが、フェアリータイプは何でしょう?
デブス「エーフィ!」
カモネギ「・・・・・・・・・・。」
このデブス、お馬鹿なのである。 セレナが一次審査突破し二次審査進出。サナも当然ながら一次審査突破。なんやかんやでムサヴィも二次審査進出。ムサシのこの安定感は称賛されるべきである。
サナは強い(確信)
しかしセレナも負けてない。
イーブイも感動
観客の人たちがポケリウムにて投票。優勝は・・・
セレナ優勝!2つ目のプリンセスキーゲット!
<トライポカロン ルーキークラス レンリ大会> XYZ8話(XY101話)
マスタークラスへの出場権まであとプリンセスキー1つに迫っているセレナ。この日はイーブイのデビューの日。今日で決めることが出来るか。
レンリ大会のステージは初の野外。滝の地形を利用したフィールド。
緊張するイーブイにセレナが声を掛ける。
「私も最初はすごく緊張したなぁ・・・。もちろん、今もしてる。それに、すごくワクワクしてる!」
こうして振り返ってみるとセレナもかなりたくましくなってたんだなって実感する。
この人も久々の登場。
ちょっと楽しみそう。
「みんなそばにいるから。大丈夫よ。」
そして当日。デブスで馬鹿のネネも参戦。
嘘...だろ........。
完全にトライポカロンキャラとして定着したピエール。観客からも人気みたい。
セレナ、ネネ、ムサヴィら3人は全員一次審査であるポフレ作りを突破。
そして夜の部、二次審査。まずはネネ。
そしてムサヴィ。毎回かなりの完成度で仕上げてくる。
そしてセレナ。
ここまで来るとセレナもかなりハイレベルであるし、作画も気合が違う。アニポケXYZはすごい。
イーブイ、演技の途中で落下。
やっちゃった感出すイーブイ。でも、
セレナ、強くなった。
笑顔のセレナを見て失敗してしまったイーブイも気合を入れなおす。
セレナだけじゃない。テールナーも強くなった。
フィニッシュ!!前回転んだ時はそれで全て終わってしまったけれど、今度はみんなで乗り越えた。
でも終わった後はさすがにちょっと凹むイーブイ。
「大丈夫よ。それよりどうだった?初めてのパフォーマンス楽しかった?」
勝ち負けより大切なことってあるよね、そんなことを教えてくれる神シーン。この絵めっちゃ好き。
優勝は・・・ムサヴィ!!
<イーブイが・・・・!> XYZ12話(XY105話)
イーブイ進化回。セレナ好きなら必見の回である。
<トライポカロン ルーキークラス フレイ大会> XYZ16話(XY109話)
3つ目プリンセスキーをゲットすべく、フレイシティ(アニメオリジナル)にて開催されるトライポカロンに参加するセレナ。だがここは町で大人気のアメリアが居る町であった。
服装、エーフィ、そして色違いのハクリューと、紫一色で揃える意識の高さ。強敵の予感。
大御所感あるおばさんことヤシオも観戦。
今回のテーマパフォーマンスはサイホーンを自分の場所に引き付ける審査。いよいよ一次審査が怪しくなってきた。
だがサイホーンの扱いはセレナの十八番。一瞬で懐かれ余裕の一次審査突破。
アメリアも技「メロメロ」を巧みに使一次審査突破。二次審査は地元票がアメリアを占めることが予想される。
そして迎えた二次審査・フリーパフォーマンス。
アメリア、負けてほしいが普通にいい演技だった。
セレナのフリーパフォーマンスの番。ここから始まる、伝説の神作画。
ヤシオもチェックする気満々。
「テールナー、火炎放射!」
満場一致の神作画。めっちゃグルグル動く。
トライポカロンの観戦では厳しい表情をすることが非常に多かったヤシオだが、セレナのパフォーマンスを見て頬を緩める。
「さぁ、決めるわよ!!」
「フィニッシュ!!」
二次審査結果へ・・・
優勝は・・・・・
セレナが優勝!!3つ目のプリンセスキーゲット!!これでトライポカロン マスタークラスへの出場権を手中に!!
辛い時も確かにあった。
でもその度に、ポケモンたちと一緒に乗り越えた。
Next
アニメ・ポケットモンスターXY / XY&Zを振り返る 【ジムバトル編】
お疲れ様です。アニメポケットモンスター(以下アニポケ)が大好きなハンドタオルと申します。今回はアニポケXYおよびXY&Zの総集編的な記事を書かせていただこうと思います。また、かなりボリューミーな記事にしているので時間がある時にゆっくりとご覧になってください。
※ネタバレが嫌な方はブラウザバック推奨です。
※また、パソコンでの執筆の為スマートフォン版だと表示、画像配置に若干の違和感が生じる可能性がありますので予めご了承ください。
以下常体。
アニポケの中でもDP編に並びかなり高評価が多いアニポケXYZ編。実際かなり良作であり、あの神作DPと並び称されている時点でそのレベルの高さが伺える。
記事の流れとしては【登場人物紹介→ジム戦→トライポカロン→トライポカロン(マスタークラス)→リーグ戦】とする。
まず今回は、登場人物紹介とジム戦について詳しくみていく。
●登場人物紹介
【サトシ:マサラタウン出身】
アニポケを語る上で欠かせないマサラ人。アニポケXYZでもマグマに飛び込もうとしたり鉄製の檻をタックルで破壊したりとその滅茶苦茶っぷりは筆舌に尽くし難い。
しかしそんな彼、今までのどのアニポケシリーズと比較しても明らかにカッコいい。昔はカスミ達に子ども扱いされていたり、ヒカリと頻繁に喧嘩したりと、あどけなさが残っていたが今作では頼れる兄貴分。
・使用ポケモン
ピカ様:安定。
ゲッコウガ:彗星の如く現れた新エース。
ファイアロー:ジム戦の選出率抜群のサトシ序盤鳥枠。序盤はかませ気味だったがブレバ習得によって最終的にはかませ脱却。普通に強い。
ルチャブル:サトシパにおける完全なるかませ枠。アニポケにおける膝は命中50のgm技。
オンバーン;わりとよわい。
ヌメルゴン:耐久力がすごい。人気。旅の途中でサトシパから離脱するがリーグ戦で復帰。
【セレナ:アサメタウン出身】
母親はサイホーンレーサーでめちゃめちゃ有名な人らしく、旅前はセレナ自身も毎朝起きたらサイホーンレースの練習をするという生活を送っていたが旅に出て自分が本当にやりたいこと(ポケモンパフォーマー)に気づく。ハルカにしろヒカリにしろ、コンテスト系統のアニポケのヒロインは最初から夢が定まっていたが、セレナは最初自分が何をやりたいのかがわからない、ある意味で人間味のあるスタートを切っていた。実際にセレナが初めてトライポカロンに出場したのは60話と、今までのヒロインとは一線を隔している。
また、サトシに明確な好意を抱いている点も、セレナを語る上で欠かせないと言えるだろう。
・使用ポケモン
フォッコの頃が個人的に好みだった為、テールナーに進化した時は「は?」と思ってしまったが進化して時が経ったら馴染んできたので許した。
カロスの首都(?)であるミアレシティのジムリーダーであり、ユリーカを妹に持つ。ちなみに父はメガバシャーモ使い。カロスの有名な工学系(?)の学校を卒業しているらしい。カロス地方にきてサトシが最初にバトルした相手であり、ホルビーvsピカチュウはアニポケXY勢なら納得の名勝負だと思う。
・使用ポケモン
旅ではこの3匹だがジム戦ではエレザードも使用。
ハリマロンはセレナのヤンチャムと頻繁に喧嘩をする。ホルビーは大人しく真面目。セレナのニンフィアが最も心を許している。ルクシオのゲット関連のエピソードは感動する。
【ユリーカ:ミアレシティ出身】
まだ10歳未満な為ポケモンを所持することが許されていないがサトシ達と旅がしたいがために同行するユリーカ。一応所持ポケモンはすべてシトロンのポケモンであるが、「お世話」という名目でポケモンと触れ合っている。ただ稀にポケモンバトルをすることがあり(主にロケット団戦)、お世話の定義域について議論したいところである。
・お世話ポケモン
えぇ...。
●ジム戦考察
アニポケを見て行く上である種ビッグイベントなのが、サトシのジム戦である。サトシがどんな戦い方をし、どのように攻略していくのかは要チェックであり、ここでの対策で生み出した技は後々のバトルでも再度見られることがある等、目が離せない。例を挙げるとDP編で、相手ジムリーダーのゲンガーの催眠術を防ぐために「攻撃しながら自衛する」というサトシの新戦術「カウンターシールド」が登場した。(↓その後DP編ポケモンリーグでカウンターシールドを使用)
こういったアニポケらしさの溢れる奇抜な戦術は見所である。
ジム1 [サトシ vs ビオラ *ハクダンジム] XY5話~6話
虫ポケモン使い。サトシのジム初戦にしてサトシのカロス冒険最初の壁。
ビビヨンの素催眠戦法とアメタマが凍った地面でめっちゃトゥルトゥル動く独自戦法を両立して戦う。歴戦の覇者ピカ様を蹂躙したアメタマの強さ、催眠術連打の無慈悲なバトルでサトシ完敗を喫す。特訓し2戦目で辛くも勝利するが、全体的にサトシの稚拙な戦術が目立ち、「あぁ、まだBWで鈍った勝負勘が戻ってないんだ...」と少し心配になった。
ジム2 [サトシ vs ザクロ *ショウヨウジム] XY24話
趣味はボルダリングらしい。だが流石にこれはガイジと言わざるを得ない。岩タイプ使い。先述したビオラとは旧友であり、親交が深い。
ザクロ「壁を乗り越えた先には私という壁があります。私を制覇してください。」
※ジムの中です。
色々と頭がおかしい。そしてこのポーズである。
しかし戦術面ではジムリーダーとしてサトシのすべてを引き出し、サトシ考案の必殺技「岩石封じ封じ」が登場。
しかしザクロにも奥の手があり、それはチゴラスのウイニングショット・流星群。
そこでサトシが更に生み出したのが、アイアンテールで流星群を逆に土台にするという
流星群封じ
こんな感じのアニポケらしさ全開でサトシが勝利。結構ザクロを馬鹿にはしているがサトシvsザクロはかなりいい勝負だった。個人的にかなり好きな回である。
ジム3 [サトシ vs コルニ *シャラジム] XY43話
※以下、XY編におけるサトシ糞バトルナンバーワン候補・リズム戦法については触れない方針でいきます。気になる方は「サトシ シャラジム リズム戦法」でググってみてください。
第3のジムリーダー・コルニ。格闘タイプ使い。
コルニといったらストーリーでもお馴染みのメガシンカである。
ちなみにアニポケではメガシンカする時、キャラそれぞれの決め台詞が存在する。後で詳しく登場するがアランというメガリザX使いだったら「我が心に答えよ、キーストーン!進化を超えろ!メガシンカ!」だったり、大誤算だったら「石の煌めき、絆となれ!」といったように。
「命爆発メガシンカ」 かっけぇ。
神作画。
コルニのメガルカリオ戦は剣の舞を積んできたりと、ガチっぽさがあってバトルにも派手さが出ていて非常に良かった。ビオラ戦では完全に戦犯と化していたピカ様もこの激戦を経て一線に復帰した感がある。
ここら辺でBWからの脱却が感じられた。良アニメへの道が始まったのもこの試合からかなと個人的に思っている。
ジム4 [サトシ vs フクジ *ヒヨクジム] XY58話
ヒヨクジム、ジムリーダーは草ポケモン使いのフクジ。ゲームではかなり影が薄く覚えている人は多くは無いのであろうか。
ウツドン無双
このウツドン、地の利を生かして空中すら自在に移動。草タイプでありながらヒノヤコマ、ルチャブルといった飛行タイプ2匹をゴリ押しで撃墜。3匹目のゲコガシラすら危うくなるといった具合に無双。ちなみにゲコガシラがケロムース(首の回りの白いやつ)を防護マスク代わりにしウツドンの毒の粉を攻略。その後のゴーゴートもゲコガシラが倒しジム攻略に成功。
面白さとしてはそこまで。ビオラ戦と並びあまり評価は出来ないバトルと言える。
なおこのバトル以降、ケロムースを投げたり接着剤として使用したりと、サトシのケロムース乱用が始まった。
ジム5 [サトシ vs シトロン *ミアレジム] XY67話
ここまでずっと一緒に旅をしてきたサトシ、バッチを4つ集めた為、遂にシトロンとの対決。約束された神回である。今回は作画が1話当たり通常4000枚~5000枚なところ、10000枚使ったとされている。神回であり神作画である。電気タイプ使い。
※電気タイプのジムです。
耳でアイアンテールをキャッチ。登場人物紹介のところでも書いたが、シトロンのホルビーvsサトシのピカチュウはアニポケXYZ指折りの名勝負である。この2匹はサトシがカロス地方へやってきて最初にバトルをした宿命であり、そして旅を経ての再戦である。アニメを見ていた人ならご存じであろうがこのシーン、
本編最初のこのバトルと全く同じシチュエーション!!!
地面にアイアンテールはサトシが岩石封じ封じのようにサトシが明確に戦法宣言した訳では無いが、今後サトシの立派な戦術の1つになっていく。
地中から掘り上げられた無防備なホルビーにすかさずもう一発アイアンテール。この辺のスピード感もシトロン戦が評価されている理由であろう。
二匹目はエレザード。旅では連れていなかったジム限定使用ポケ。サトシはピカ引きでヌメルゴン出し。
エレザードの高速展開に(神作画)鈍足ヌメルゴンは対応できず一転不利になる。
電磁波を受けたところでサトシがヌメルゴンを引いてルチャブル出し。スピードにはスピードで対抗するのが得策だと踏む。ここでグダグダとやられなかった所もXYサトシの本領である。
エレザードの特徴である襟巻。エリマキトカゲならでは。アニポケにおいては強技であるフラッシュを多用し持ち前の俊敏さと掛け合わせて技が当たらない。サトシのルチャブルも地面にフライングプレス。
当時の僕「あーこれ膝外して自傷してルチャ負けるやつやなぁ」
だがそこにいたのはXYサトシ。高速エレザードの対策を見つける。
襟巻を開く瞬間に限り動きが止まるという弱点に気付いたサトシ。そしてルチャブルとの連携。この試合に関してはルチャブルやるやんってなった。
これでサトシが残ポケ 3 - 1 と大きくリード。
シトロンの3匹目は切り札であるレントラー。もう一度言うがシトロンと当時のルクシオのゲット関連エピソードは感動する。
ここで更に作画レベルが上がるのは流石に草。アニポケ制作陣の本気。
鬼の形相でエレキフィールド。本当に痺れる場面。
いやいや、やばないかコレ。劇場版かな?
そんでもってワイルドボルトも作画やばすぎでしょ...
ルチャブルは結局レントラー劇場の前座に過ぎなかったのである。
あまりのレントラーの貫禄にセレナもサトシが心配に。かわいい。
これで残ポケ2-1。しかしサトシにもピカ様が残っている為このフィールドを生かせると踏んで即座にピカ様投入し決めに来る。
この勝負どうなるかとても見物、しかし
レントラー、ノーダメで2タテwwwwwwつっよwwwwwwwwwww
ラスイチはヌメルゴン。画像の電気柱はエレザード戦での麻痺による痺れ効果。
ヌメラが10話前後で一気にヌメルゴンにまで進化したことに関しては個人的に納得がいっていないが(3年は少なくとも放送するアニポケなのでせっかくなら進化に時間をかけてほしかった)、めっちゃ弱くてバトルを怖がっていたあのヌメラがこの場面に起用されたことは素直に嬉しかった。
そしてヌメルゴン、初手は雨乞。雨を降らせてフィールドの電気を放出。エレキフィールドを解除すると共に、自身の特性「うるおいボディ」で状態異常である麻痺回復。ここまで特性とバトルの関連性が見られにくかったXY編だったが、ここにきてしっかりとガチっぽさも披露。シトロン側に傾きかけた流れがイーブンになる。
我慢我慢!!我慢や!!!!
我慢発射。強すぎるよなぁ!?チート技だよなぁ!?
ってな感じでサトシ勝利。我慢はホントにチート。
この時アニポケ勢はこの4人の旅がずっと見ていたいと思ったのであった。
サンムーンのサトシのあれなんなんだ
ジム6 [サトシ vs マーシュ *クノエジム] XY74話
フェアリー使いのマーシュさん。ファッションで有名な人らしい。
ちなみにルールは他とは違って2対2のシングルバトル。
ただここでアニポケ勢全員が目を疑う衝撃の光景が・・・
ニンフィア「フィアフィア」
マーシュ氏「フィフィフィフィフィイ??フィーフィ!!」
サトシ「ポケモンの言葉で喋ってる!!」
僕達「??www?w!?!?!?wwwww!!!www?!?w」
本人曰くポケモンになりたかったらしく、練習して喋れるようになったらしい。
アニポケではかなり珍しいトリックルームを使用。
振袖かわいい。トリル綺麗。
サトシ、トリル下でニトチャ連打のとんでも戦法。
試合前シトロンに「フェアリー対策は?」って聞かれて「いや、してないぜ!」って言ってたくらいだし今日やばいかもって思ったらこのザマである。
※ここからは画像だけだと分かりにくい為、展開を先に言葉で説明してから一緒に理解していきましょう。
②ジャイロボールの回転を利用してルチャブルが高速回転
③高速回転しながらシザークロス(虫技)
④対抗のマジカルシャインを切り裂く
それでは一緒に追っていきましょう。
②ジャイロボールの回転を利用してルチャブルが高速回転
③高速回転しながらシザークロス
④対抗のマジカルシャインを切り裂く
⑤トリックルームに激突しトリル破壊プレイング
完 全 勝 利
それでは次に行きます。
ジム7 [サトシ vs ゴジカ *ヒャッコクジム] XY93話
エスパータイプ使い。未来が見えるという超能力があるらしい。
ルールは2-2のダブルバトル。アニポケXY編最終話であり、次の話からXY&Z編に突入する。今回のジムバトルは個人的にかなりオススメ。ジムバトルを8つ行うが、正直一番好きかもしれない。
時間差で攻撃が突然やってくる未来予知を攻撃の軸とした戦法を取るゴジカ。ニャオニクス♂(ネイビーの方)は夢特性・悪戯心持ちであり、光の壁や手助けといったサポート技を先制で繰り出し、ニャオニクス♀(白い方)が特性・鋭い目で技を外しにくい利点を生かし、高火力時間差攻撃技である未来予知を連打。またサイコショックや悪の波動なども使用し、ゲコガシラ、ファイアローのコンビを完全に崩す。
ちなみにコレが未来予知。
ゴジカの強さレベルがすごい。
ニャオニクス♀の電磁波も登場。悪戯心電磁波ではないところにアニポケ制作陣の大人の事情が垣間見える。
強い(確信)
相変わらずXYZのバトルはカメラアングルが素晴らしい。
ここまでのバトルはゴジカ完全優勢。しかしXYサトシ、ここで更に覚醒。
トップレベルジムリーダー・ゴジカ vs XYサトシの名勝負こんなものでは終わらない。
ファイアローとゲコガシラを同時に移動させ攻撃を集めつつ、ファイアローの高速展開でギリながらも回避し続ける。そして急降下の指示。
ニャオニクス♀の鋭い目を逆に利用した戦法で自傷を誘う。これがサトシ達のファーストアタック。
流れに乗ったサトシはここで一気に攻め掛ける。やはりXYサトシはスピード感が違う。
それぞれをキャッチし離させる戦略
未来予知のタイミングを見計らって・・・
ニャオニクスコンビ、再びの被弾。ここにきて序盤から続く未来予知連打が仇となる。
ファイアローのニトロチャージ×ゲコガシラの居合い切りのコンビ。ここはアニポケのダブルバトルならでは。しかしこのままやられる訳にはいかないゴジカも反撃体勢。
ゲコガシラ名シーン。水の波動で攻撃を受け止めて、そのまま攻撃に転換。
終盤ファイアロー、ゲコガシラの怒涛の攻めに流石に耐え切れずニャオニクス♀♂ダブルノックダウン。サトシが大逆転ゲームメイクで強敵ゴジカ撃破し7つ目のバッチをゲット。
ここでは説明するとややこしくなりそうだったので割愛したが、ピカ様の影での活躍も大きかった。
ジム8 [サトシ vs ウルップ *エイセツジム] XYZ27話(XY120話)
ジムリーダーは凍りタイプ使いのウルップ。めちゃめちゃ寒そうだが心が熱いので寒くないらしい。
サトシさんも暑くなってきたらしい。
初手はユキノオー。特性雪降らしで霰がフィールドに吹く。
顔面とび膝蹴りでルチャブルまさかのユキノオー完封。完全にまさかの展開。
2体目はクレベース。しかしここからウルップのクレベースの無敵ショーが始まる。
ダメージを受けても特性アイスボディで回復。
ルチャブルの飛び膝蹴りにジャイロボールで対抗、そして吹き飛ばす。
ルチャブル戦闘不能。二匹目はファイアロー。これでファイアロー、ジムリーダー8人に対し7度目の選出。この安定選出感。
しかし後攻雪雪崩を2連で被弾。効果抜群なはずの炎技も全て受けきられ、アイスボディでひたすらに回復される。このクレベースは本当に強かった。
ラスイチはゲッコウガ。ここでも再びピカ様は出番無し。
そしてシンクロ、サトシゲッコウガ。
あまりにもこのバトルに勝ちた過ぎて、顔にも焦りの様なものが感じられる。
サトシゲッコウガも戦闘不能に。これでサトシが3体全て戦闘不能になった為敗北。
今回のバトルに関して、ウルップさんはサトシに怒る。
「どこまでいけるかは、ポケモンをどこまで信じているかだ。
お前さんにはまだバッジはやれねぇな。」
落ち込むサトシ、夜外に出ていってしまう。
<エイセツジム編は一連の流れが大切なのでジム以外も執筆します。>
XYZ28話(XY121話)
翌朝になっても帰ってこないサトシ。心配するみんな。
サトシを探しに行く決心。
自分を見失って凹むサトシ。一生懸命サトシを探すセレナ。ゲッコウガもまた、サトシ同様に一人抜け出してバトルの敗戦を悔やむ。
そして・・・
今までずっと支えてもらってばかりだったサトシに少しでも恩返しするために力になろうとするセレナ。
セレナ「サトシの中でモヤモヤしているものがあるなら話してみて?何でも聞くよ。」
サトシ「・・・・・・・。」
セレナ「サトシの気持ち...分かるよ。私も、トライポカロンで失敗したとき」
サトシ「セレナに何がわかるんだよ!!!!(ガチギレ)」
セレナ「じゃあ話してよ!!」
サトシ「俺の問題なんだ。ほっといてくれよ。」
バコッ(雪玉)
「私の知ってるサトシは、いつも元気でみんなを引っ張って、一生懸命で、ポジティブで...最後まで絶対に諦めない。」
「だから私は...私は...」
「今のサトシなんて、ちっともサトシじゃない。」
この一言で頭が冷えるサトシ。
ジム8 [サトシ vs ウルップ *エイセツジム] 再戦 XYZ29話(XY122話)
「大丈夫。もう迷わない。」
前回は初手に雪降らしのユキノオーを出したが今回はカチコール。
サトシはピカ様が先発。
氷のフィールドを生かしスケートの様に滑って鮮やかに回避するカチコール。しかしかつて1つ目のジムであるビオラ戦で凍結した水上をトゥルトゥル動くアメタマに同じ戦法で苦戦したサトシはこれも想定内。
電光石火で回避し直後に臆すことなくアイアンテールでカチコール戦闘不能。
セレナもいつものサトシが帰ってきたと安心。完全に嫁枠。
ウルップの2匹目は前回3タテの圧巻ショーを魅せた要塞クレベース。
ピカ様頑張るけどジャイロボール&ストーンエッジを被弾し戦闘不能。クレベース強すぎるだろ...
2体目はアロー。貫禄の安定選出。
ファイアロー、エッジを耐えるなど色々頑張る。
最後はフレアドライブ級のニトロチャージで遂に要塞を陥落させる。
ウルップのラスイチはユキノオー。
「俺に勝つんだろ?勝負はこっからだぞ。」
サトシのラストは当然のゲッコウガ。
セレナ「サトシ達の高み!!」
「一体この数日に何がお前さん達を強くしたんだ?」
「ポケモンと一緒に強くなる。それが俺のやり方なんです。」
自分一人で抱え込まないで一緒に乗り越えるって意味。思いを共有することが大事。
「このバトルが新しい俺達の最初のバトルなんです。」
「しかと見せてもらったよ。お前たちの本質、熱さ、そして未来を。俺らもあれだ、答えなきゃな。」
「牙を剥け。凍てつくチカラよ。メガシンカ! 」
ウルップの切り札、メガユキノオー登場!!!
ここからはもうハイレベルな力と力のぶつかり合い。XYZ編屈指の名バトル。
※燕返し(かかとおとし)
メガユキノオー戦闘不能。ジムリーダーウルップが先に3体戦闘不能になった為サトシの勝利。これで8つ目のバッチ。ポケモンリーグへの出場権を獲得する。
セレナ ( おかえり、私の憧れの人。)
セレナと一緒に掴んだ勝利でもあった。
Next
ORASシーズン17使用構築 ライボランド*FINAL 【最終レート2006】
ORASラストシーズンお疲れ様でした!今期は主にサブロム:AprilYourLie(四月は君の嘘)で潜っていました。対戦して下さった方はありがとうございました!
今期は最後という事でせっかくならメガガルーラで上のレートを目指そうと思っていました。実際1800くらいまではガルーラで上がっていきましたが、やはり自分は長くメガライボルトを使ってきた為、最後も浮気せずライボルトで潜ろうと思い、結局ライボランドに落ち着きました。
しかし今回のライボランドは前期とは大きくコンセプトを変え、ライボランドに頼らず受け回せる構築にしようと考えました。理由としてはライボルトがお世辞にも強いポケモンとは言えない為(少なくともメガ枠としては)、過剰なライボルトの選出はゲームメイクが不安定になると考えたからです。
以下が並びになります。
【個体解説】
ライボルト@メガ石
特性;静電気→威嚇
性格;臆病
※メガ進化後
実数値;145-xx-100-187(252)-101(4)-205(252)
(B30のめざ氷個体)
技構成
・ボルトチェンジ
・10万ボルト
・オーバーヒート
・めざめるパワー氷
いつものCS特化。上位レート帯になるほど刺さるポケモン。今期は前期に比べ冷凍ビームガルーラが減少した代わりにグロウガルーラが増えた印象だった為、ライボランドは比較的機能し易かった。CS特化がライボルトの結論だと思う。書きたいことは前期の構築記事に書かせて戴いたので省略。強いか弱いかでいったら多分弱い。
64/95 選出率(この6体の並びにおいて)67% (前期比選出率14%減)
選出時勝率68%
特性;威嚇
性格;腕白
実数値;191(220)-170(36)-154(236)-×-101(4)-113(12)
(H29の妥協個体)
ここまでは前期と同じライボランドの並び。調整も特に2体とも疑問点は無かったのでそのまま同じ個体を流用した。ステロはほとんど打たない。威嚇込みでクレセリア並のB耐久を誇り、かつA170と十分な火力が出る物理受け。ただし消耗品の為役割集中に弱く、またガルーラを筆頭として不意の氷技やめざ氷といった役割破壊技に弱いのも特徴。こちらも詳しくは前期の記事で書いたので省略。
先述したが今期は前期大流行していた冷凍ビームガルーラが若干減ったように感じた為、比較的動かしやすかった。95戦回してこいつがガルーラに冷凍ビームを浴びたのは1度だけである。D下降補正H4振りメガガルはメガライボの10万Vで95.7%の高乱数2発なので明らかにビーム打ってきそうなガルーラにはボルチェンでこいつに繋がずライボで突っ張って10万2発で沈めていた。
74/95 選出率78%
選出時勝率62%
マリルリ@ラムのみ
特性;力持ち
性格;意地っ張り
実数値;175-112(252)-128(220)-×-100-75(36)
技構成
・じゃれつく
・アクアジェット
・叩き落とす
・腹太鼓
ここからが前期と違う点になる。前期の色マリルリとは違う個体。
ライボランドマリルリの基本選出はガルガブゲンボルトスイクンバシャに代表される厨パへの勝率が非常に高く、ORAS環境でレートするにあたってこの厨パへの明確な回答を崩す必要が無いと判断したためライボランドマリルリの並びは維持した。
前期は両受けの可能な比較的対面性能の高いチョッキマリルリを使用していたが、今回はチョッキを外した。理由は2つあり、1つは腹太鼓を入れたかった為である。これを入れることで従来のライボランドマリルリでは崩せなかったクレセリアを突破することが可能となる。またスイクンにもライボルト以外で致命傷を与えられるようになったのも大きい。
2つ目はマリルリが倒したいポケモンは物理方面に多く、倒したい特殊アタッカーはチョッキが無くても倒せることにようやく気が付いたので今期はAB方面に振り、かつ主に対カバ用のラムの実を持たせた。Sはこちらのランドと相手のマリルリが偶発対面したときのマリストップ用の-1最速マリルリ抜きである。この調整が生きることは比較的多かった。
ABsマリルリを使う判断は正しかったと思うが、正直ラムマリルリとかいう洒落たポケモンなんか使わず素直にH176にしてオボン持たせた方が確実に強い。調整変えるのが面倒だった為そのままラムで突き通したがカバがそもそも減ったのと、Bめっちゃ振ってるにも関わらずガブとかマンムーのタイプ一致地震が受からないのが最高に弱かった。オボンを強く推奨。叩きと馬鹿力と滝登りは好みだが正直滝登りを入れて役割特化にするのが正解であったと結果的には感じている。
49/95 選出率52%
選出時勝率61%
ブラッキー@たべのこし
特性;シンクロ
性格;穏やか
実数値;202(252)-xx-130-xx-200(252)-86(4)
技構成
・願い事
・守る
・イカサマ
・毒々
構築の潤滑油的存在。新顔のブラッキー君。今回ライボランドを組むにあたって、ランドロスが役割集中に弱い→HPを回復出来たら強いんじゃね?→願い事をパーティに入れよう→願い事といったらブラッキーという経緯で入ってきた。調整で悩んでいたが、いろんなブラッキー入りの構築記事を漁っていると特殊受けのブラッキーを採用している方がいらっしゃり、試しに採用してみたら非常に馴染んだためHDブラッキーを採用した。こちらがその参考記事(掲載許可済)
dorachan0910252.hatenablog.com
前期特殊受けはクレッフィにほぼ一任させており、今回特殊受けを探していたこともあって構築のニーズと非常にマッチした。202-200の圧倒的HDラインは本当にすごかった。またライボルトやランドロスの威嚇とんボルで繋ぐことで物理受けも場合に応じて可能になるという変幻自在っぷりには感動した(ただイカサマとはアンチシナジー)。メガリザYの晴れ放射が40.1%~47.5%しか入らない驚異の硬さ。眼鏡ミトムのドロポンも相当余裕をもって受かる。願い事採用によってヘラ入りやクチート入りにランドブラッキーの並びを躊躇なく出すことが出来、サイクルを回す上でランドが削れても回復できるのが強く、苦手だった対ヘラ軸にブラッキーを入れることでかなり分の良いサイクル戦を仕掛けられるようになった。また特性シンクロによりメガガルの秘密を甘んじて受けることが出来る。
34/95 選出率36%
選出時勝率61%
エンテイ@突撃チョッキ
特性;プレッシャー
性格;意地っ張り
実数値;207(132)-165(116)-115(92)-xx-102(52)-135(116)
(B27の妥協個体)
技構成
・聖なる炎
・ニトロチャージ
・ストーンエッジ
・地均し
ここまでライボランドマリルリブラッキーと構築していくにあたって、元々重かったのにマリルリがチョッキを脱ぎ捨てた事でフェアリーハイボ勢の脅威に怯えていたところ、フェアリーハイボ勢に軒並み強く、かつ後続の物理アタッカー(ガブやランド等)に交代すれば50%火傷の
脅威を逆に与えられるチョッキエンテイを組み込んだ。
前期まではニン○ィアやサーナ○トといった脳筋ポケモンを見るだけで嫌気がしたが、こいつが一体いるだけで何食わぬ顔でライボランドをフェアリーハイボ勢入りに出すことが出来た。またライボランドブラッキーが大きく苦手とするウルガモスにも滅法強く、非常に環境に刺さっていたと感じた。HDラインは眼鏡ニンフィアのハイボ確定4発。ライボランドで重くなりがちなドランにも強くて素敵だった。
あと見た目はモサモサしてるのに意外と速く、対ガッサにも大きく貢献してくれた。今期のMVP。
34/95 選出率36%
選出時勝率70%
ゲンガー@メガ石
特性;ふゆう→影踏み
性格;臆病
※メガ進化後
実数値;167(252)-xx-100-190-116(4)-200(252)
技構成
・シャドーボール
・道連れ
・滅びの歌
・身代わり
前期のマンダの枠。役割対象はバナ、受けル、クレセ等。あとオニゴーリやピクシーといった害悪も強引に持って行ってもらう。他のポケモンたちがあまりにも害悪に弱い。
ある意味一番役割を定義しなかった為上手く使いこなせなかった感は否めなかったが、代わりを見つけようにもほろゲンより優秀な代わりも見つからずそのままにしていた。もっと模索すれば良い枠がいるかもしれないが自分には分からなかった。レパガッサでガッサを起点にできるのは震えた。またブラッキー先生の願い事でHP回復することで滅びの歌2曲目に突入できる。重たいポケモンとかよくわからんけど辛いポケモン(トリトドンとか)を持って行ってもらう。重いポケモンはトップメタ以外のピンポ気味でパワーが他と比べると劣るポケモンが多いので、強力なメガ枠である子のポケモンとピンポ気味のポケモンを11交換している時点で戦況はやや不利なのでこの選出時勝率になってしまうのも当然なのかなとも感じた。この一枠には一考の余地がある。
30/95 選出率32%
選出時勝率50%
【辛いポケモン】
・腹太鼓マリルリ
今やPGLにランクインするほどのトップメタである。エンテイやブラッキーを新たに加えたことで代わりに相手のマリルリが鬼の形相で出てきた。今期は何度太鼓マリルリにイージーウィンされたかわからないレベルで辛かった。以下の辛いポケモンの中でも屈指に辛い。
前期はクレッフィを使っていた為むしろ起点にできたがやはりこの耐久お化けは脅威であった。サイキネ持ちだと2発でマリルリが半分削られる為マリルリが勝てない。(オボンなら勝てるのに・・・)
・スイクン
吠えないでください。
・マンムー
ライボランド宿命の敵。マリルリが滝登りを失ったのでめっちゃきつい。正直マリルリこいつの為に叩き切って滝入れて役割特化にした方が強いと思う。
今回マリルリがチョッキを捨てたことや、エンテイの対竜性能が低いことからかなり立ち回りが制限され、有利対面からアドを取られることが多かった。
フェアリーハイボ対策でエンテイ入れてるのに炎技半減にするのやめてください。
かなり重く、頻繁にゲンガーで連れていく。
マッチングしないことを祈るのみ。個人的に新作で調整入ってほしいポケモンナンバーワン。
【基本選出】
・対ガルガブゲンボルトスイクン炎
ライボランドマリルリ
前期と同じ並び。対厨パはこれで比較的安心して戦える。
・対ヘラ軸
ライボランドブラッキー
ヘラ対策はブラッキー。
・対ポリクチ
柔軟に対応。基本的にポリクチにはライボランドは強い。
・対レパルガッサ
マリゲンランド
マリルリでレパルダス、ゲンガーでガッサを見るようにしたい。大体裏はバンドリマンダなので一応ランドも持っていく。
【感想】
今シーズンはラストだというのにバイトとかで疲れてモチベが全然上がらず、最終日に一気に80戦強こなして上げに行った。2100を目指したい今期ではあったが1700スタートからのラスト1日だけでは2000に辿り着くのが自分の実力的に限界だった。自分の実力不足を痛感し悔しいシーズンであった。
新作ではメガ廃止と個人的に予想しているのでライボルトはもう使わないと思うが、最後のシーズンを好きなポケモントップ2のマリルリ,ライボルトで戦えたのはORASの良き思い出として、これからも旅パとかでまた会ったらこいつらは大切にしてやろうと思う。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
君嘘(四月は君の嘘)は最高のアニメです。