夢で高く翔んだ

Since when would it also be run down so much?-Cynthia

SMシーズン6最終日使用構築 インスタント対面リザグロス 【最高2061最終19xx】

 今期2つ目の構築記事です。大したレートではありませんが最終日に1700台前半から使用し1日で2061くらいまではいけたので最低限のポテンシャルはあると思ったので、せっかくなので書きます。

 早速ですが以下が並びになります。以下常体。f:id:nemo00960807:20171110200444p:plain

 

【はじめに】

 最終日前日までは下記の構築を使っていたが、単純に2000から上がれる自信が無く、かつサブロムも思い切り溶かしてしまい1700台前半と絶望していた。そんな中以前から好んでよく使っていた対面構築に若干のアレンジを加えて適当に潜っていたところ予想以上に勝てたので最後はこの構築で戦った。

hadotaoru.hatenadiary.jp

【構築経緯】

①シーズン4とシーズン5では対面構築を使用してきた為、それをベースとして組んでいった。特にカバリザの多い環境で岩雪崩採用の襷ギルガルドは刺さると考え、経験上カバリザに関してはリザをある程度(6割くらい)削れば剣舞挑発ミミッキュで一気に崩すことが出来る計算があったのでそこまでの2枚を確定とした。

②対面構築の基本選出はメガ+襷+Zミミッキュが最もパワーがあると考えており、今まではメガ枠に猫捨て身ガルーラを採用してきた。いつかのTwitterでとあるメタグロス使いの人が「対面構築の猫捨て身ガルーラは範囲的にメタグロスに差し替えてもいけそう」的なことを言っていたので、確かにと思ってガルーラではなくメタグロスを採用した。これによって対ボーマンダには強くなる一方で、対リザードンに弱くなることが懸念されたが①で述べたように岩雪崩搭載ギルガルドがいる為そこのケアは以前より利きやすいと考えたことも理由の大きな一つである。

メタグロス+襷ギルガルド+Z挑発ミミッキュでは耐久ポケモンへの回答が狭すぎるのでそこへの回答として半分回復カプレヒレ、ラム霊獣ボルトロスを採用。カプレヒレは相手の炎タイプ全般と、半分回復木の実による対ギャラドス、自然の怒りと挑発による強引な受け削りを評価。ラム霊獣ボルトロスカバルドンへの3つ目の回答。

④ラストにカプレヒレの介護として羽休め持ちのメガリザードンXを採用し、構築を完成させた。竜技や鬼火を搭載していないのでミストフィールドとはむしろシナジーがある。

 

【単体紹介】

f:id:nemo00960807:20171110163220g:plainメタグロス@メガストーン

f:id:nemo00960807:20171110145456g:plain

 

特性:クリアボディ→硬い爪

性格:陽気

メガシンカ

実数値:167(92)-186(164)-170-*-130-178(252)

技構成

アイアンヘッド

・冷凍パンチ

地震

バレットパンチ

 調整は182地震+鮫肌2回耐えみたいなテンプレ調整。環境トップメガ枠であるボーマンダに自然と強くなったり、使い勝手は良好だったが、何故か裏メガ枠のリザードンXの方が出しやすい構築が多く、選出率は3割くらい。出した試合はかなり活躍した。

 使っていて分かったがグロスオニゴーリの対策になるか怪しい。

 

f:id:nemo00960807:20171110145434g:plainギルガルド@気合の襷

f:id:nemo00960807:20170718004614g:plain

特性:バトルスイッチ

性格:うっかりや

実数値:135-71(4)-170-112(252)-153-112(252)

技構成

シャドーボール

・めざめるパワー氷

・岩雪崩

・影撃ち

 リザYやボーマンダ、ゲンガー、メタグロスバシャーモなど環境に君臨するメガシンカポケモンの多くを対面処理できる。リザがいるからか、初手に襷ランドをよく呼び、ステロを撒かせただけで処理出来たり美味しい場面も多かった。聖なる剣も優秀だが岩雪崩も優秀、両方使っていたが岩雪崩の方がコンセプトに沿うので突き通した。

 最終日前日に急ながらも快く個体を貸してくださった、るびーさん、本当にありがとうございました。

 

f:id:nemo00960807:20170912100437g:plainミミッキュ@フェアリーZ

f:id:nemo00960807:20170718043447g:plain

特性:化けの皮

性格:意地っ張り

実数値:151(164)-143(156)-122(172)-*-126(4)-118(12)

技構成

・じゃれつく

・影撃ち

・剣の舞

・挑発

HB:特化メガバシャーモフレアドライブ最高乱数切り耐え

A:11n

D:端数

S:S117(4振り)ミミッキュ抜き

 ABミミッキュの対メガ馬車の乱数を1つ下げる代わりにSを1つ上げてミラーを若干意識した。挑発は相手のカバやポリ2後出しに合わせて剣舞をした後の崩しを可能にする技。

 

f:id:nemo00960807:20170718015037g:plainリザードン@メガ石X

f:id:nemo00960807:20170718015112g:plain

特性:猛火→硬い爪

性格:陽気

メガシンカ

実数値:175(172)-160(76)-132(4)-xx-106(4)-167(252)

技構成

フレアドライブ

地震

・龍の舞

・羽休め

H:16n-1

A:H252シールドギルガルド確1

BD:端数

S:最速

 後述のカプレヒレとの補完に優れるポケモン。裏メガ枠の予定だったが出しやすい相手が多く選出率5割程度はあったように感じる。最低限のサイクルを回せ、詰め筋となり、起点範囲の広い竜舞羽休め型、鋼タイプへの打点としてフレアドライブ、構築単位で重いヒードランを誘って潰せる地震地震の刺さりがかなりよかった印象で、もっと早くこのポケモンの強さに気が付くべきだった。

 

f:id:nemo00960807:20170201183541j:plainカプ・レヒレ@バンジの実

f:id:nemo00960807:20170718011519g:plain

特性:ミストメイカー

性格:図太い

実数値:172(212)-xx-165(116)-136(164)-151(4)-107(20)

技構成

ムーンフォース

・波乗り

・自然の怒り

・挑発

  Cは無振りバシャーモ確定ライン。どこかから持ってきた調整なので耐久ラインは忘れたが役割対象への耐久は足りていた。水Zにしてもいいが対ギャラとの打ち合いを考えると変えることが出来なかった。

 役割は炎タイプ受け、対メガギャラ、挑発怒りによる耐久ポケモンへの削り。

 

f:id:nemo00960807:20170718013441g:plain霊獣ボルトロス@ラムの実

f:id:nemo00960807:20170718013512g:plain

特性:蓄電

性格:控えめ

実数値:155(4)-xx-90-216(252)-100-153(252)

技構成

・10万ボルト

・目覚めるパワー氷

・気合玉

・悪巧み

 後出しからカバルドンを突破できるお気に入りのラムレボルト。今までは技外しを嫌って気合玉ではなくヘドロウェーブを採用していたが、圧倒的なサイクル破壊性能が魅力的だった為気合玉採用となった。選出した試合のほとんどでボールを打った為このポケモンの命中率とレートが比例した。外しが負けに直結するが外しても文句は言えない、ムズムズするポケモンであった。

 

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

f:id:nemo00960807:20171110221306j:plain

 

2100いきたかった;; 

SMシーズン6中盤~最終日前日&中央大学シングル大会優勝構築 ツボツルギ積み展開【最高レート2011】

 SM最終シーズン6お疲れ様です。ハンドタオルと申します。今シーズンは半ば遊び半分でツボツボを使った構築で粘ったので、結果は大したことがありませんがお手隙の際に読んでいただけると幸いです。また最終日は違う構築を使用しました。(SMシーズン6最終日使用構築 インスタント対面リザグロス 【最高2061最終19xx】 - 夢で高く翔んだ)

中央大学シングル大会ではラティアスの枠がポリゴンZ

 下が並びになります。以下常体。

f:id:nemo00960807:20171110162419p:plain

 

【構築経緯】

 中盤からカバルドンバンギラスカミツルギといった積み展開を使用していたところ、対低速ポケモンに対してカミツルギが有利対面で舞うないしは倒してビーストブーストでAを上げた際の制圧性能に魅力を感じたが、削れた状態で高速中火力以上の特殊アタッカーと対峙するとゴリ押されることが多かった。具体的に例を挙げるとカプコケコ、カプテテフ、ゲッコウガ等である。

 しかしこれらのアタッカーは物理方面の耐久が低いので、「ねばねばネット」と合わせて上からカミツルギが殴れさえすれば逆にイージーウィン出来るのではないかと考え、ねばねばネットを覚えるポケモンの中で1番まともそうなツボツボを採用した。ステルスロックを交えることでリザードン軸にも強くなれることも採用理由である。

 机上論でねばねばネット+ステロを撒ける前提としているが、当然片方しか撒けない等の想定外の事態が発生すると考えられるので、そういった盤面を安定して整理出来る「襷ミミッキュ」を3枠目として採用。

 このままでは馬車やマンダに対して隙を見せ過ぎるのでそこへの回答として能力の高い「メガメタグロス」+「物理受けカバルドン」。

 ラスト1枠にはここまでで重いテッカグヤ入りのサイクルに滅法強い「電気Zラティアス」を採用して構築を完成させた。

 

【単体紹介】

f:id:nemo00960807:20170912101039g:plainツボツボ@レッドカード

f:id:nemo00960807:20171110142328g:plain

特性:頑丈

性格:慎重

実数値:127(252)-30-263(100)-*-297(156)-25

技構成

ねばねばネット

ステルスロック

・アンコール

・岩石封じ

H:ぶっぱ

B:207メガギャラドスの1舞滝登り最低乱数切り耐え(型破り)、メガミミロップの猫+膝×2をいい乱数で耐える

D:11nかつC200カプテテフのSFサイコキネシス確定3発(~49.6%)

 挑発持ちのカプ系統が非常に多く、選出段階で明らかに挑発持ちだとわかるカプ系相手に対しては(コケコグロスのコケコ等)2手目に出すことを意識したが、相手次第では挑発来ると分かっていても初手に出さなければいけない場面も多く、願望ポケモンの枠を出ることは出来ないと感じた。

 

f:id:nemo00960807:20170201183541j:plainカミツルギ@悪Z

f:id:nemo00960807:20171110143810g:plain

特性:ビーストブースト

性格:陽気

実数値:135(4)-233(252)-151-*-51-177(252)

技構成

リーフブレード

・聖なる剣

・剣の舞

・辻斬り

 構築のエース。最初はAを削り耐久調整していたが、Aを削ることの弊害を強く感じ、かつSも最低でも準速マンダを抜きたかった為ミラー意識の最速。1900くらいまではかなりの強さを感じたがそこからマンダ絡みのサイクルが多く伸び悩んだ。

 個体を貸してくれたレイさん、本当にありがとうございます。

 

f:id:nemo00960807:20170201183025g:plainミミッキュ@気合の襷

f:id:nemo00960807:20170718043447g:plain

特性:化けの皮

性格:意地っ張り

実数値:131(4)-156(252)-100-*-125-148(252)

技構成

・じゃれつく

・シャドークロー

・剣の舞

・影撃ち

 ツボツボがレッドカードを持って最低限の起点回避をしているとはいえ、高火力技を耐えてレッドカードで吹き飛ばした後にメガゲンガーやメガリザードン等が出てきて2ターン目で散って結局相手の2枚目に対して何も仕事が出来ていなく、逆に起点になる等した時に、落ち着いて盤面を整理できるポケモン。器用でとてもよかった。ここまでが基本選出。

 

f:id:nemo00960807:20171110163220g:plainメタグロス@メガストーン

f:id:nemo00960807:20171110145456g:plain

 

特性:クリアボディ→硬い爪

性格:陽気

メガシンカ

実数値:167(92)-186(164)-170-*-130-178(252)

技構成

アイアンヘッド

・冷凍パンチ

地震

バレットパンチ

 調整は182地震+鮫肌2回耐えみたいなテンプレ調整。

 対メガボーマンダ性能から採用。構築単位でキノガッサが重く、最低限の対策でもある。ツボツボからカミツルギではなくこいつで抜くこともあった。

 

f:id:nemo00960807:20171110163238g:plainカバルドンゴツゴツメット

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特性:砂起こし

性格:腕白

実数値:215(252)-132-187(252)-*-92-68

技構成

地震

・氷の牙

・欠伸

・怠ける

 バシャ受け、物理マンダ受け。出す時はメタグロスとセット。誘う水タイプはカミツルギで叩けるのである程度選出誘導になってくれればいいと思った。

 

f:id:nemo00960807:20171110163220g:plainラティアス@電気Z

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特性:浮遊

性格:臆病

実数値:155-*-111(4)-162(252)-150-178(252)

技構成

サイコショック

・冷凍ビーム

・雷

・瞑想

 ここまでできついテッカグヤ入りのサイクルを崩す為に採用。

 環境にいるテッカグヤ入りサイクルは大きく分けて

f:id:nemo00960807:20171110163304p:plainf:id:nemo00960807:20171110153445p:plainf:id:nemo00960807:20171110153506p:plain

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の2パターンであると判断し、取り巻きを含めこの並びで来た相手を大きく崩すことが出来る。ラティオスでも同じことが出来るが、HDテッカグヤは1瞑想積まなければどちらにせよ倒せない上に、役割対象への火力が過剰になりすぎる点からラティアスの方が適役。また前期からメガラティアスが増えていた為Z警戒が薄くなっていることも若干追い風だった。

 

中央大学の大会ではラティアスではなくポリゴンZを使用

f:id:nemo00960807:20171110163220g:plainポリゴンZ@ノーマルZ

f:id:nemo00960807:20171110155106g:plain

特性:適応力

性格:臆病

実数値:185(196)-*-96(44)-160(36)-98(20)-150(212)

技構成

・10万ボルト

・冷凍ビーム

・テクスチャー

・身代わり

 調整はここ(SMシングルシーズン4使用構築 カバルドン+メガ+Z 【最高最終レート2148/最終14位】 - Dont think! Imagine!)を参考にした。(無断転載なので問題があれば削除します。)

 ギルガルドポリゴン2が本当に重かったので採用。ラティアスより対バシャ性能が大きく落ちる代わりに対ギルガルド,ポリゴン2の勝率がグッと上がった。

 

f:id:nemo00960807:20171110160044j:plain

【感想】

 今まで使ったことの無いポケモンを多く使用し、脳の活性化には役立った気がする程度。ツボツボで2100いったジェフ・ウィリアムス先輩まじですげーなって思った。

 

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。最終日に使用した構築も一応2061くらいまではいったのでSMラストシーズンだし記事にしました。

 

 

SMシーズン5使用構築 双璧対面構築 【最高2051 最終1804】

 シーズン5お疲れ様でした。個人的な目標としては2100から溶かすのを恐れず潜ることでしたが、実力が遠く及ばず【最高2051 最終1804】と勝ち切ることが出来ませんでした。決して満足のいく結果ではありませんでしたが、生存報告として記事に起こさせていただきたいと思います。

 今期はTNハンドソープの1ROMで潜っていました。以下が並びになります。

f:id:nemo00960807:20170912094110p:plain

 

 シーズン開始が非常に遅く、サイクル構築をラスト10日で考えるもそれが失敗し、既にあった前期構築(SMシーズン4使用構築 双璧対面軸 Remix.サイクル【最高最終レート2100】 - 夢で高く翔んだ)を若干改良(結果としては改悪)して臨みました。前期の並びとほぼ同じですが、何体か調整も変え、かつ前期の記事とか見るの面倒だよって方もいると思うので説明は再度書きます。

 以下常体。

 

【構築経緯】

①襷ギルガルド+Zミミッキュの汎用性の高さと単純な殴り合い性能が魅力的。

②この2匹に対面性能の高い猫捨て身ガルーラを添えればさらに殴り合いに強くなる。

③耐久ポケモンをこのままでは崩せないので裏に多段の崩し(ラム霊獣ボルトロス,カプレヒレ)、詰め(アッキウルガモス)を配置。

 ラム霊獣ボルトロスは電気と地面の一貫を切れ、かつ受けループやドヒドイデ、カバマンダに強く出られる。カプレヒレもカバルドンバシャーモヒードランなどの炎タイプに強く出られる。

 ラストは対面構築で重くなりがちなメガメタグロス軸やメガミミロップ軸、メガクチート軸などに強く出れるアッキウルガモスを採用し、構築を完成させた。

 

f:id:nemo00960807:20170718002908g:plainガルーラ@メガ石

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特性:肝っ玉→親子愛

性格:陽気

メガシンカ

実数値:181(4)-177(252)-119-xx-120-167(252)

※DL対策かつギリギリのA実数値を2も減らしたくなかったのでB個体値29の個体を使用。

技構成

猫騙

・捨て身タックル

・冷凍パンチ

・炎のパンチ

 コンセプトの猫捨て身、霊獣ランドロスなどに打つあって困らない冷凍パンチ、ラストはナットレイへの憎しみを込めた炎のパンチ。

 ガルーラは弱い弱い言われているがなんやかんやで弱くはなかった(強いとは言ってない)。

 

f:id:nemo00960807:20170201183509g:plainギルガルド@気合の襷

f:id:nemo00960807:20170718004614g:plain

特性:バトルスイッチ

性格:おっとり

実数値:135-200(236)-153-222(252)-170-83(20)

Cぶっぱ

S同速を気持ち抜きやすくなる20振り

Aあまりぶっぱ

技構成

シャドーボール

・目覚めるパワー氷

・聖なる剣

・影撃ち

 普通の襷ガルド。弱い(後述)

 

f:id:nemo00960807:20170912100437g:plainミミッキュ@フェアリーZ

f:id:nemo00960807:20170718043447g:plain

特性:化けの皮

性格:意地っ張り

実数値:131(4)-156(252)-100-xx-125-148(252)

技構成

・じゃれつく

・剣の舞

・影撃ち

・道連れ→挑発

 ABミミッキュが流行っていたが、技構成の都合上普通のASで使用した。道連れは重いヒードランナットレイに雑に後投げして皮剥がしてもらって想定外の崩しが出来るので悪くは無かったが、Sが148と上から殴られる相手も多いので汎用性が高くなくそこまで強くもなかった。挑発があることで相手の後出しカバルドンに合わせて剣の舞をすれば相手を崩壊させられるので、技構成はこれで悪くなかったと思う。

 挑発を入れることでガルドミミッキュガルーラのゴリ押しでカバリザを崩せる。

 

f:id:nemo00960807:20170912101039g:plainウルガモス@アッキの実

f:id:nemo00960807:20170912101429g:plain

特性:炎の身体

性格:臆病

実数値:191(244)-xx-102(132)-156(4)-126(4)-149(124)

技構成

・炎の舞

・鬼火

・蝶の舞

・羽休め

 調整はここ(ガルウルガスタンダード(没案) - secret base)を参考にした。

 対面構築で重いメガメタグロスメガミミロップメガクチートといったポケモンに強く、かつアッキの実という持ち物の特性上引くことが少ないポケモンという事で、この構築に合っているのではないかと感じ採用。鬼火依存の耐久力だが相手の残数が削れた状況で出すと活躍した。

 

f:id:nemo00960807:20170912102457g:plain霊獣ボルトロス@ラムの実

f:id:nemo00960807:20170718013512g:plain

特性:蓄電

性格:控えめ

実数値:155(4)-xx-90-216(252)-100-153(252)

技構成

・10万ボルト

・目覚めるパワー氷

ヘドロウェーブ

・悪巧み

  対カバマンダ、ブルルドヒドイデ、受けループを意識。

 ヘドウェを切って気合玉、ラムじゃなくて格闘Z、悪巧みじゃなくて身代わりにしたいと無限に思い続けていた。受けル当たらなかったし。

 

 

f:id:nemo00960807:20170912103027g:plainカプ・レヒレ@水Z

f:id:nemo00960807:20170718011519g:plain

特性:ミストメイカー

性格:控えめ

実数値:147(12)-xx-136(4)-160(244)-151(4)-136(244)

技構成

ハイドロポンプ

ムーンフォース

・瞑想

・雨乞い

 対面意識のCSレヒレを採用。構築単位で「引く」ということを意識していないので場合によって「崩し」だけではなく「抜き」も行っていきたいので雨乞い採用。

 一致地震を2耐え出来なかったり、少し削られるだけでバシャの膝圏内に入ってしまう為、誤魔化し性能が低く扱いきれなかった。ただ速さ故に草Zヒードランに花を摘まれることはなかった。

 

【構築弱点】

 全体として素早さラインが遅く、被弾回数が増えてしまった。単純に構築ミスである。

 また、今回新たに採用したウルガモスは実際活躍するときは活躍したが、誤魔化し性能が低く、相手のバシャやマンダ、リザX等に手も足も出ず、かと言って選出しないとクチートグロスミミロップなどが非常に重くなってしまい、相手に「刺さっているメガ」と「刺さっていないメガ」が同居している時、選出択になりやすい点がこの構築では弱かったと感じた。

 加えて環境が変わるにつれ初手ギルガルドが1-1以上取れる相手が多くなくなり、対面構築で肝となる数的有利をキープする立ち回りが完遂しづらくなったことも敗因であると強く感じる。

 

【反省】

 2日で一気に2000を超えることが出来たが、単純に流れが良かっただけで、自分の実力不足を改めて痛感した。特に最後の1週間は全くと言っていい程勝てず、とても悔しかったが、元から大した実力も無いのにシーズン終了10日前という非常に遅いスタートを切ってしまい、努力も不十分だった。実力も努力も足りないのに勝てるわけが無く、最終1804という結果は身分相応であったと感じた。

 来期はリアルの方も時間があるので、死に物狂いで上位を目指したい。

 

改めて最高レートは2051 最終レートは1804です。

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SMシーズン4使用構築 双璧対面軸 Remix.サイクル【最高最終レート2100】

 リアル事情でサンムーンはシーズン1以来の参戦です。早速ですがこちらが今期使っていた並びになります。本ロムのハンドソープ、サブロムのAwa*HandSoapの両ロムで使用し、サブロムで最終2100を達成することが出来ました。

※(追記) 8月に行われた第34回シングル厨(200人規模)でも同構築を使用し、6位という成績を収めることが出来ました。

 

f:id:nemo00960807:20170718000440p:plain

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【構築経緯】

 今シーズンは序盤で様々なPTを使っていましたが、その際に襷ギルガルド+Zミミッキュの並びが非常に汎用性が高く、明確な強さを感じました。この対面性能の高い2匹にさらに猫捨て身ガルーラを加えれば弱いわけがないと感じ、残りの3枠は各々のシナジーは一切考えず、役割対象だけを考えそこに強く出れるポケモンを入れました。採用意図は以下の個別解説を見ていただけると幸いです。

採用経緯

①襷ギルガルド+Zミミッキュ

②猫捨て身メガガルーラ

③カプレヒレ

④霊獣ボルトロス

メガリザードンX

ギルガルド&化けの皮を持ったZミミッキュが始点なので"双璧"対面構築です。

 

以下常体。

 

【目指すゲーム展開】

 初手の襷ギルガルドで1匹持って行き、死に出しで出てきた2枚目を見てから3枚目をある程度予想しつつガルドを切り、ガルorミミッキュで相手の2枚目を攻略し、ラス1で締める。一人一殺を目指す。

 相手にゴリゴリの物理受けがいる構築ではこれで崩すことは難しいが、中途半端な受けしかいないようなパーティには圧倒的な勝率を誇ることが出来た。

 

 

 【個別解説】

f:id:nemo00960807:20170718002908g:plainガルーラ@メガ石

f:id:nemo00960807:20170718002753g:plain

特性:肝っ玉→親子愛

性格:陽気

メガシンカ

実数値:181(4)-177(252)-120-xx-120-167(252)

技構成

猫騙

・捨て身タックル

・冷凍パンチ

・炎のパンチ

 対面性能が高く、範囲の広い技構成。地震や不意打ちが欲しい場面もしばしばあったが、それでも上記4つの技のどれも切ることが出来なかった。軸であるミミッキュガルドに一貫するゴーストの一貫が切れるポケモン。基本的には2番手以降に置くが、相手にマンムーが見える時などは初手に投げていく。ミミッキュ入りの構築に対してはほぼ毎回選出していた。

 "怯まなければ"メガギャラドスを後出しから突破できるのも強み。

●主な役割対象

ミミッキュマンムー、ガルーラ、ギャラドス、カプレヒレ、(カプテテフ)、アシレーヌetc...

 

f:id:nemo00960807:20170201183509g:plainギルガルド@気合の襷

f:id:nemo00960807:20170718004614g:plain

特性:バトルスイッチ

性格:おっとり

実数値:135-200(236)-153-222(252)-170-83(20)

技構成

シャドーボール

・目覚めるパワー氷

・聖なる剣

・影撃ち

 構築の始点のACギルガルド。ドヤ顔で身代わりを貼ってくるポケモンに逆ドヤ顔が出来るポケモン。メガバシャも倒せる。基本的に初手に出す。シャドーボール+影撃ちで相当な数のアタッカーを縛れるが、大体影撃ちのタイミングでゴツメ持ちやガブリアス、カプテテフが裏から出てくる為、そういった欲張りなトレーナーを破壊する為に影撃ち圏内に入った相手には半分くらいでシャドボめざ氷を選択した。一応突っ張ってきても裏に強烈な先制技持ちポケモンが2枚控えており、ローリスクハイリターンなプレイングを序盤から仕掛けることが出来る点が非常に強かった。副産物として受けループにも強めなのも良い。

●初手時役割対象

霊獣ランドロスガブリアスメタグロス、霊獣ボルトロスボーマンダ、カプテテフ、(カプコケコ)、バシャーモ、(リザードン)etc...

 また、対素催眠メガゲンガーとの対面も、避けるor当たる→最速起きなら突破でき、2ターン眠りでも影撃ちを打つことで後続のミミッキュの圏内まで持っていける為、素催眠被弾後も最長眠り以外ならばある程度リスクケアを取ることが出来る。

 

f:id:nemo00960807:20170201183025g:plainミミッキュ@フェアリーZ

f:id:nemo00960807:20170718043447g:plain

特性:化けの皮

性格:意地っ張り

実数値:131(4)-156(252)-100-xx-125-148(252)

技構成

・じゃれつく

・シャドークロー

・剣の舞

・影撃ち

 対面性能の塊。説明不要の強さ。最初はテッカグヤヒードランに打つゴーストZで運用していたが、単純にじゃれつくの命中不安の改善、威力の差からフェアリーZで1800以降は運用していた。ゴーストZが欲しい場面もあるが、それよりもバンギやガルーラ等々に打つフェアリーZでよかったと感じる場面の方が多かった。

●役割対象

たくさんのぽけもん

 

f:id:nemo00960807:20170201183541j:plainカプ・レヒレ@バンジの実

f:id:nemo00960807:20170718011519g:plain

特性:ミストメイカー

性格:図太い

実数値:172(212)-xx-165(116)-136(164)-151(4)-107(20)

技構成

ムーンフォース

・波乗り

・自然の怒り

・挑発

 調整はどこかからパクってきたもの。Cは無振りバシャーモを確定で落とせるライン。対面構築とはかけはなれたサイクル寄りの構成であるが、上記3匹でどうしてもきついカバルドンポリゴン2テッカグヤ等の受けに圧倒的に強く、痒い所に手が届くポケモンであった為、この構築においては絶対に欠かすことが出来ない枠。ちなむとヒードランへの打点はこいつしかない。

 相手のカプコケコや霊獣ボルトロスなどへの切り替えしが上記3匹だととても出来ないので苦しいが、パーティから外すことも出来ないので、こいつの為だけにサイクルに参加しつつ、対面性能もある程度高い介護用ポケモンを残り2枚固めた。それがメガリザードンXと霊獣ボルトロスである。半分回復木の実は最強。

 

f:id:nemo00960807:20170718013441g:plain霊獣ボルトロスラムの実

f:id:nemo00960807:20170718013512g:plain

特性:蓄電

性格:控えめ

実数値:155(4)-xx-90-216(252)-100-153(252)

技構成

・10万ボルト

・目覚めるパワー氷

ヘドロウェーブ

・悪巧み

 環境に多く存在していた流行りのカバマンダに強く出れる自慢のラム霊獣ボルトロス。後出しからカバルドンを突破できる。性格は臆病だと+2めざ氷で215-92の物理受けカバルドン43.8%の中低乱数であることに対し、控えめだと87.5%の高乱数である為、あくまでもこの構築においては控えめ以外あり得ない。最初はSを削り耐久調整していたが、突破した後せめてミミッキュの皮くらい剥がして散れやと思った為CS極振り。メガマンダの特化捨て身をステロ込みでも耐えるのでまあ良しとする。

 ドヒドイデを破壊できる唯一のポケモンであり、ルルドヒドイデ抹殺の使途。気合玉が無いことでナットレイやトレースポリ2への打点が乏しいが、気合玉があることで"当たれば勝ち"という状況が増え、結果外して禿そうなのでいっそ無い方が割り切って別の処理ルートに集中できるので無い方がいい技かもしれない。

 電気&地面の一貫無効枠であり、表選出で、初手カプコケコとガルーラが偶発対面したときのZ、ギルガルド対面でのボルトチェンジを躊躇させることが出来る。

 受けループに強めなのもポイントが高い。めっちゃ強くて選出時勝率はかなり高いはず。

 個体を貸してくださったぽぷらっちさん、ありがとうございました。

 

f:id:nemo00960807:20170718015037g:plainリザードン@メガ石X

f:id:nemo00960807:20170718015112g:plain

特性:猛火→硬い爪

性格:陽気

メガシンカ

実数値:175(172)-160(76)-132(4)-xx-106(4)-167(252)

技構成

フレアドライブ

・ドラゴンクロー

・龍の舞

・羽休め

H:16n-1

A:H252シールドギルガルド確1

BD:端数

S:最速

 カプレヒレを介護する為に採用されたポケモンメガシンカすることでカプコケコへの後出し性能が非常に高くなる。加えて相手のナットレイメタグロスクチートに強い。

ただ、役割対象だけを考え、レヒレとの個々のシナジーを一切考えなかった為、ミストフィールドとドラクロの相性が非常に悪い。要検討枠。

 こいつとレヒレはかなり多くセットで選出し、その選出をする時は対面ではなくサイクル戦を仕掛けていく。

 

※(追記) 第34回シングル厨ではこのポケモンだけ技構成を変え、フレドラ/地震/鬼火/羽休めとして使用しました。

 変更理由としては、ドランが構築単位で致命的に重く、またドラクロがミストフィールドと相性が悪い為です。鬼火はコケコのボルチェンから出てきた霊獣ランドロスを意識して採用しましたが、竜舞の方が良かったと感じる場面が多かったです。

 ただ、リザXの地震に関しては猛烈に刺さり、決勝トーナメントを勝ち上がるキーになってくれました。

 

〇構築全体として命中不安技がミミッキュのじゃれつくと、レヒレの怒りだけで残りは100%で固められ、かつミミッキュはZで必中に出来る事から、技外しをすることが滅多に無く、安心してダメージレースを展開することが出来た。この点はレート差マッチでも生きる場面が多かったので、今後も意識していきたい。

 

 【選出パターン】

一番左が初手

ギルガルドミミッキュ+ガルーラ

基本選出。スムーズにこの選出が出来る相手には滅法強い。

②ガルーラ+ギルガルドミミッキュ

かなり攻め気質のメガメタグロス軸やステロ展開が読める時に。

ギルガルドミミッキュ+霊獣ボルトロス

双璧の2枚+相手の物理受けを崩したい時。

ギルガルドミミッキュリザードン

ガルよりリザの方が刺さっていると感じた時。主に対グロス

⑤ガルーラ+霊獣ボルトロスミミッキュorギルガルド

ガルが刺さっていて、かつ物理受けを崩したい時。ステロ枠がいそうなときはガルドではなくミミッキュを控えさせる。

リザードン+カプレヒレ+霊獣ボルトロス

サイクル戦を仕掛ける時。

 

【きついポケモン 並び】

ヌケニン入り受けループ:

ドヒドイデヌケニンの並びを崩すことが不可能な為、ヌケニンが出てきたらさっさと降参していた。

ヒードラン:草Zは即降参級

・トリルメガクチート:リザのHP管理がシビア

メガメタグロス:単純に重い

ナットレイ:不快

メガガルーラ:キツイが案外立ち回りでなんとかなる

マンムー:ゴツメ奴だとほぼ負け

 

【終わりに】

 今期は非常にモチベーションが高く、本ロムとサブロムの2つ合わせての対戦数が自己ベストであるほど、ポケモンを楽しめた最高のシーズンであった。というのも、6月半ばに開催されたからきおす杯という大会で自分のポケモンへのモチベーションが大きく高まったからである。見ていないとは思うが主催のカラーさんとたかきおすさんにはこの場を借りて感謝したいと思う。

 来期も頑張ります。次はサイクル構築を使いたい。

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SMシーズン1使用構築 選出誘導パルテテフ 【最終レート2003】

サンムーンシーズン1お疲れ様でした。今期は本ロムであるTNハンドソープで潜っていました。対戦していただいた方はありがとうございました。

早速ですが以下が並びになります。

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 パッと見てこのパーティ、明らかに欠陥だらけです。実際そうですが、今回はその欠陥を逆に利用しました。要するに初手の選出誘導です。

 SMの環境ではZ技による奇襲攻撃が多々起こり、安易な受け出しが命取りになるということは言うまでもありません。受けださない為にはどうすればよいのか自分なりに考えた結果、まず「初手を出し負けない」ということが真っ先に上がりました。

 初手を出し負けないことでまず自分が奇襲を仕掛けるチャンスを得ることが出来ます。

次に考えたいのが「どのような奇襲を仕掛けるか」です。

この場合の奇襲とは、汎用性が高い崩しを指します。

そこで注目したのがパルシェンです。

 SMシーズン1では襷パルシェンが猛威を振るっており、故にどの構築にも「パルストッパー」なる対策枠が存在します。

代表的なパルストッパーとして挙げられるのが、テッカグヤジバコイルギルガルドルカリオハッサムメタグロス、カプレヒレ、ポリゴン2です。

 これらのほとんどがパルシェンの特殊水Zで突破ないし崩すことが出来ます。特殊ルカリオとカプレヒレに関してはパルシェンの水Zで崩すことが出来ませんが、そもそも上位帯にいるルカリオはほとんどが物理型であり、カプレヒレは耐久ポケモンであるが再生技が無い為(黒い霧Z型も多く存在するが回復は一度だけ)、初手出し勝って殻を破り、後出しされたこれらのポケモンに水Zを放つことで役割破壊する流れ(=初手にパルの起点にできるポケモンを呼ぶこと)を選出段階で作ろうと思いました。

以上がこの構築の並びに至る構想になります。

 また、基本選出をZ枠+襷枠+メガ枠とすれば数値的に無駄が少なくなり、かつ汎用性が高くなると考えたことから、それぞれスペックの高いポケモンでこの条件に沿うような基本選出を形成することを心掛けました。

以下常体。

 

【個体解説】

f:id:nemo00960807:20170201183025g:plain ガラガラ(アローラの姿)@太い骨

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特性;避雷針

性格;意地っ張り

実数値;167(252)-145(252)-130-xx-101(4)-65

技構成
フレアドライブ
・シャドーボーン
・ホネブーメラン
・剣の舞

見せポケ1号。ポジションは左上。150戦前後やって選出は0。電気無効枠。

 パルシェンの苦手なカプコケコ、デンジュモクを牽制すると同時にマンムーガブリアスミミッキュを呼びパルシェンに役割遂行させる責任者。剣の舞はポリゴン2を強引に突破するために必要かなと思い入れてみたが一度もバトルフィールドに立つことすらなかった。

 こいつがいることで相手は裏にガラガラのフレドラ&シャドーボーンを受けられる状況下でしかカプコケコ、デンジュモクを初手に持ってくることが出来ない。

 その状況下でパルコケコが初手で対面したときも素直にボルチェン打たれたのは一度だけであとは全て蜻蛉またはリフレクターだった。襷ないけど破ってみたら普通に通る。

 

f:id:nemo00960807:20170201183059j:plain ジバコイル@突撃チョッキ

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特性;アナライズ

性格;控えめ

実数値;175(236)-xx-136(4)-198(236)-114(28)-81(4)

※王冠使用めざ炎5V個体

H:16n-1

C:11n

D:2n

BS:端数

技構成
・10万ボルト
ボルトチェンジ
・ラスターカノン
・めざめるパワー炎

見せポケ2号。といいつつ対雨パにのみ選出した。初手の電気ポケモン、加えてカプテテフ出しを抑制し、マンムーガブを初手に呼ぶ枠。マンダと相性補完が良いらしいが同時選出はしたことがない。このパーティは基本選出でパルシェンを処理することが非常に困難なので、後述のギルガルドと鋼の2枚壁を形成することで選出段階でパルシェンを止めにかかっている。

 ガラガラ+ジバコイルの強烈な選出圧力によって、相手はガラガラのフレドラ&シャドーボーン+ジバコイルのラスターカノン&10万ボルトに関して処理可能な場合にしか初手にカプコケコ、デンジュモクを置かない。というか置けないハズ。また地震の無いカグヤも出て来にくくなるが、裏にガブ等の電気受けがいれば話は別なのでカグヤは果たしてこいつで初手抑制出来ていたかは怪しい。

 対雨パにしか出さなかったし、PTコンセプト的に基本選出に影響が出るのは避けたかった為、出さないと決めていたので、それならば10万ボルトの枠を雷にした方がよかったと思っている。アナライズ10万ボルトでは、キングドラがギリギリながら確定で耐えるが、アナライズ雷ならばキングドラが落ちる為である。キングドラの処理ルートがテテフの襷だけというのも心許なかった。

 

f:id:nemo00960807:20170201183025g:plain ギルガルド@岩Z

f:id:nemo00960807:20170117102938g:plain

特性;バトルスイッチ

性格;意地っ張り

実数値;149(108)-222(252)-170-xx-171(4)-98(144)

技構成
・シャドークロー
・影打ち
・剣の舞
・諸刃の頭突き

H:余りぶっぱ

A:役割遂行の為特化

D:DL対策端数振り

S:4振りメガハッサム抜き抜き

 見せポケではないが初手にガブマンムーを呼ぶ枠。ジバコイルと合わせてカプテテフも抑制させる。特に環境に珠マンムーが多く、ギルガルドを確殺できるのでマンムーをとにかく呼ぶ。パルシェンが出せないパーティ(明らかに破るタイミングが無い時)に対し初手に出していく。特殊ルカリオの選出を一応ではあるが抑制することが出来る。また初手グロスが読める時にも出していく。パルガルドの同時選出も稀に行い、初手はパルが破れなさそうだけど後ろから出てきたガブとかに殺させてパルで全抜き体制を整えるプレイングもした。

 パルが出せないときにポリ2やハッサム、カグヤなどを倒してほしい為これらに一貫する岩Z、Sを4振りメガハッサム抜き抜きまで伸ばした。聖なる剣にして格闘Zでも良かったが、ボーマンダギャラドス、後出しされるバルジーナにも一貫する岩Zの方が有用だと思い採用した。またカビゴンはこいつに突っ張ってくるので舞岩Zで主に処理していた。パルシェンでは不可能な対面ポリ2での積み→処理が出来る貴重な存在。

 パルの苦手な対サザングロスに関してだが、このパーティを見た普通のサザングロス使いならグロスがパルテテフジバコマンダに一定以上の活躍が見込め、苦手とするガルド、ガラガラに対してはサザンの後投げで間に合うので初手グロス→後方サザンのサザングロス選出をしてくる。なので初手のグロスに合わせ、引いてのこのこと出てきたサザンに岩Zをぶち当てる戦法で容易に突破できる。ちなみにサザンはガルドの岩Zを耐えることもしばしばあるが、岩Z被弾後は既に影打ち圏内である。

 

f:id:nemo00960807:20170201183059j:plain パルシェン@水Z

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特性;スキルリンク

性格;やんちゃ

実数値;125-137(76)-200-134(228)-45-116(208)

※D個体値不明妥協個体

技構成
つららばり
・ロックブラスト
・殻を破る
ハイドロポンプ

S:準速スカーフガブ抜き

C:H252D4シールドギルガルドを+2ハイドロポンプZで87.5%の高乱数1発

A:H4振りメガギャラドスとA+1状態で分の良い勝負が出来る最低ライン

 先述した通り構築の主軸でありクラッシャー。Dの個体値は調べてすらない。5V×4Vメタモンで6V厳選は面倒だった為捨てた。しかしD個体値を大きく妥協した影響で、殻を破った後のドヒドイデの熱湯がギリギリ2発圏内になるという痛恨事があり、妥協はやっぱクソだと思った。いい経験。

 C実数値137でH252D4振りギルガルドが+2水Zで確定で落ちる為、そのラインまで引き上げたかったが、色々あって(話すと長い)C134まで引き下げた。これでも+2水Zで87.5%の高乱数でH252D4シールドギルガルドを突破できる。ギルガルドのHラインが下がっているという環境もあり、実際対戦してみると対穏やかギルガルドの一度以外は全て葬ってくれた。ポリゴン2には6.3%の最低乱数1発だが、決めてしまえば後続圏内なのでさほど問題は無い。Aはこれ以上削ると主にメガギャラドスと打ち合った際に不便。また物理技は全て多弾系統なのでAは高いに越したことはない。

 メガゲンガーの型の多くは鬼火祟り目型であったことから、完全に基地外だが初手メガゲンガーと対面したときも鬼火読みで普通に破る。ただの願望プレイング。

主な役割対象へのダメージ計算

※ダメージは全てC134+2ハイドロポンプZ

・167-171ギルガルドに対し、
ダメージ: 163〜193 割合: 97.6%〜115.5% 回数: 乱数1発 (87.5%)

・203-121テッカグヤに対し、
ダメージ: 231〜273 割合: 113.7%〜134.4% 回数: 確定1発

・203-168テッカグヤに対し、

ダメージ: 166〜196 割合: 81.7%〜96.5% 回数: 確定2発

・177-110チョッキジバコイルに対し、

ダメージ: 169〜201 割合: 95.4%〜113.5% 回数: 乱数1発 (75%)

・155-130メガメタグロスに対し、

ダメージ: 214〜253 割合: 138%〜163.2% 回数: 確定1発

・177-120メガハッサムに対し、

ダメージ: 232〜274 割合: 131%〜154.8% 回数: 確定1発

・177-167(HD特化)メガハッサムに対し、

ダメージ: 168〜198 割合: 94.9%〜111.8% 回数: 乱数1発 (68.8%)

・191-115ポリゴン2に対し

ダメージ: 162〜192 割合: 84.8%〜100.5% 回数: 乱数1発 (6.3%)

 

f:id:nemo00960807:20170201183615g:plain カプテテフ@気合の襷

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特性;サイコメイカー

性格;臆病

実数値;145-xx-95-182(252)-136(4)-161(252)

技構成
サイコキネシス
ムーンフォース
・10万ボルト
・瞑想

 パルシェンで鋼枠を破壊したら相当通りやすくなるだろうな、という思惑があり採用。また相手のミミッキュを初手に呼ぶ点もパルと相性がいい。気合の襷という簡易的な行動保障アイテムを持たせることでストッパーの役割も担えるようにした。メインウェポンであるサイキネムンフォは確定、10まんボルトも滅茶苦茶打つ機会が多かったので準確定。残りはシャドボや自然の怒りとの選択だが、ポリゴン2への隙をなるべく見せたくなかったので瞑想を選択。これによってサイコフィールド下の+1サイコキネシスがポリ2を確定2発圏内に無理矢理押し付け、HP残り4割程度のポリゴン2を後述のメガボーマンダで強引に突破するという手段も多用した。またこのポケモンはカプレヒレを後出しから突破できる可能性が高いという点も便利であった。

 従来のテテフパルはテテフで鋼を削り、襷を盾にパルを通していく並びであるが、今回自分が使ったのはパルで鋼を突破ないし削り、テテフでさらに圧力をかけていく戦術であったため、構築名をパルテテフとした。

 

f:id:nemo00960807:20170201183635g:plain ボーマンダ@メガ石

 

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特性;威嚇→スカイスキン

性格;意地っ張り

※メガ進化後
実数値;191(164)-189(52)-151(4)-xx-115(36)-172(252)

技構成
・捨て身タックル
地震
・竜の舞
・羽休め

 今シーズンは前期で使っていた構築でもメガボーマンダを採用していたが、AS竜舞は場持ちが悪く消耗品の様に感じ使いにくかったので正直調整とか何でもいいからASとHDの中間くらいのパワーと耐久ほどよく揃えたマンダ居ないかなぁと人様の構築記事をぶらぶらしてるうちに発見したマンダ。どの記事から引っ張ってきたのか忘れてしまった為、引用できず申し訳ないので心当たりがあればぼそっと教えていただければ幸いです。

 環境に相変わらずスカガブが多く、ここまで流石に地震が一貫してるのは不味いと考え、テテフマンダというスカガブを通しにくい並びにしようと決意した為採用。羽休めは主にグロス等に打ち粘り起点にする。無難に強かった。またルカリオにも強い為、コケコの蜻蛉→ルカリオの真空波でパルが何も出来ず崩されても再び強力な起点作成が出来る。

 

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初手にガブマンムー投げたくなるよね・・・?

 

【選出パターン】

●パル(初手)+テテフ+マンダ

初手にマンムーミミッキュ、ガブが来るなぁって思ったらこれ。

基本選出。初手ポリ2来ると結構きつい。

●ガルド(初手)+テテフ+マンダ

パルが刺さっていないパーティにはガルドが刺さるように組んだつもり。対サザングロス、対カビゴンにはこれ。

●テテフ(初手)+パル+マンダ

ガルガブコケコ~みたいな所謂厨パはこれ。テテフが初手の理由はガルーラを削ることでマンダの捨て身圏内に入れる為。ガルーラの岩石封じ所有率が高すぎてパルは初手に出せない。

●ジバコ(初手)+テテフ+ガルドorパル

対雨パ。テテフの襷がキングドラを処理する唯一無二の手段。ペリカンを処理するためにジバコイルは持って行きたい。

 

【きついポケモン

スカーフコケコ:たいぶ数を減らしたとは言え一定数存在する。パルストッパーならぬパルアタッカー。

キュウコン:壁というかキュウコンがきつい。

パルシェン:選出段階で威圧しているとはいえ、基本選出がパルテテフマンダな為こっちのパルが相手のパルより先に破った状態で対面しないと敗北が決定する。Sを落としているので同速ゲーも出来ない。

ポリ2:これきつくない人いるの。

メガガルーラ:強すぎる。

デンジュモク:基本選出で対応できない為かなり苦戦を強いられる。

サメハダー:普通に強かった。

メガプテラ:毎回地味にミリ耐えされる。

 

【感想】

 久しぶりのレーティングバトルの環境、それも新しい世代での新要素を多用に含んだ環境だった為個人的にはとても楽しめたシーズンであった。来季からはバンク解禁されまた環境が変わるが、諸事情でこれから約半年程はがっつりポケモンをやることが出来ないと思われるので、帰って来たらまた存分に楽しみたいと思う。

 拙い長文ですが読んでいただきありがとうございました。

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【単体考察】カプ・ブルルのすごく綺麗な調整

自分が使ってて納得できる調整だと感じたアタッカー型カプブルルの調整。

現在はボックスで眠ってるらしい。

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種族値:H70 A130 B115 C85 D95 S75

種族値には無駄が少なく、タイプも優秀。そしてフィールドと合わせての圧倒的火力に持ち物の自由度も高い。強いて言えば技構成が把握しやすい点が欠点であろうか。パーティによっては非常に定着しやすいポケモンと言えるのではないだろうか。

SMシーズン1をある程度戦ってみての使用感としては、特殊への受け出し機会が圧倒的に多いという事。その最たる役割対象はカプ・コケコである。

性格意地っ張り 個体値6V想定

努力値:108-236-0-x-164-0

実数値:159-198-135-x-136-95

H:16n-1

A:11n

HB:無補正A+2ガブリアスの炎の牙確定耐え(84.2%~99.3%)

HD:DL対策のD>B 無補正C極振りカプ・コケコの珠マジカルシャイン確定2耐え(41.5%〜49.0%)

なんといっても数値がめちゃめちゃ綺麗。一つ文句を付けるとすれば、H16n-1調整とグラスフィールドの効率が悪いことが挙げられるが、それでもH実数値159という数値は悪くないし、タイプ的にも状態異常(火傷、毒)や天候ダメ(砂、霰)の定数ダメージを全て被弾してしまう為、調整が生きることも少なくない。努力値が限界でH16n+1にすることでA11nまたはD>Bが犠牲になると考えたら普通に16n-1でええやん、綺麗やしって思った。

またB無振りとはいえ、控えめに言って必要最低限のHBラインは確保できている。またS75族というのも、激戦区の実数値80台を無振りでごっそり抜ける絶妙な数値。

技構成はこの調整ならばウッドハンマーウッドホーンは確定としてまもる、やどりぎ、毒、自然の怒りから選択といったところであろうか。個人的には対雨パのターン稼ぎに使える守るの優先度が若干高いように思える。草Zウッドハンマーの最大の魅力はパワーではなく無反動非接触なところだと思います(こなみ)

 

 

おしまい

アニメ・ポケットモンスターXY / XY&Zを振り返る 【トライポカロン マスタークラス編】

 ハンドタオルです。今回の記事ではセレナのトライポカロン・マスタークラスについてまとめたいと思います。前回の記事と繋がっていますので、見てないよって方はそちらを先に見ていただけると幸いです。

hadotaoru.hatenadiary.jp

ネタバレが嫌な方はブラウザバック推奨です。

※また、パソコンでの執筆の為スマートフォン版だと表示、画像配置に若干の違和感が生じる可能性がありますので予めご了承ください。

 今回はセレナの【トライポカロンマスタークラス編】です。

 

 以下常体。

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 トライポカロン・ルーキークラスでプリンセスキーを3つゲットし、マスタークラスへの出場権を獲得したセレナ。次なる目標は勿論カロスクイーン。

 前回大会であるトライポカロン ルーキークラス フレイ大会で優勝した後、会場外で偶然ヤシオとセレナが初めて対面する。

「今日のパフォーマンス、自分で満足できる出来だったかしら?」

「楽しくできたと思います!」

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「それで?その次は?あなたにはクイーンとして絶対的に足りないものがある。それに気づかない限り、あなたは勝てないわ。」

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 セレナに対して求めるものが多くなるにつれて、言葉も厳しくなっていく。

 ヤシオは本気でセレナの事を考えてくれてるんだなって。

 

【トライポカロン マスタークラス グロリオ大会】

<マスタークラス開幕!火花散る乙女の激闘!> XYZ19~20話(XY112~113話)

 課題を胸に抱えながらも、遂に迎えたトライポカロンマスタークラス。場所はグロリオシティ(アニメオリジナル)。

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ルーキークラスで共に切磋琢磨してきたライバル達も全員参戦!

セレナの夢へのきっかけを作り、常に一歩前を歩んできたサナ。

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最初に出会ったライバルであり、共に高め合ったミルフィー

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太っていて不細工で、ちょっとお馬鹿なネネ。

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もちろんこの人もプリンセスキーを3つ集めたらしい。最高成績はグランドフェスティバル・ベスト4(DP編 登録名:キャンディ ムサリーナ)

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大会前日の夕暮れ時、母であるサキと通話。

「ねぇ、ママ。 私、旅に出て本当に良かった。」

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「仲間にも会えて、私を支えてくれるポケモンたちにも会えた!」

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「明日に、全部ぶつけてみる!当たって砕けろよね!」

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 そして、当日・・

セレナのドレスアップ。XY59話で母からプレゼントしてもらったドレスでマスタークラスもパフォーマンスする。

「泣いても笑ってもこれが最後。私たちのすべてをぶつけるよ!」

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 そして開会式。司会は勿論、ムッシュ・ピエール

「遂にやってきました。トライポカロンマスタークラス グロリオ大会、開幕です!」

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「自分を探して夢のスタートに立った、1本目のキー。」

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「そして、夢を現実に近づけた、2本目のキー。」

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「失敗もあったけど、ポケモンたちと乗り越えた3本目のキー。」

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「そしてここで、絶対にカロスクイーンになるんだ。」

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それぞれ鍵を開け、舞台に。セレナに足りないモノって一体なんなんだろうか。

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カロス中が乙女の祭典に注目。

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母・サキは当然会場で観戦。

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セレナ家のサイホーンヤヤコマも留守番しながら観戦。サイホーンもPCを使う時代である。

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「それでは、今回のスペシャルゲストをご紹介いたしましょう!」

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「元カロスクイーンであり、数々のパフォーマーを世に送り出してきた伝説のプロデューサー、ヤシオさんです!!」

大御所感あるおばさんだったヤシオ、実は元カロスクイーンだった。

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そして現カロスクイーン・エルも登場。

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モブキャラ各々がしっかりとデザインしてあって可愛いという点もXYのトライポカロンが称賛される理由だと思う。アニポケXYを見ていた人の中にも「推しモブキャラ」なるものがあった人も少なくないはず。

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ちなみに僕はジェシカが好きです。トライポカロンじゃない

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●トライポカロン マスタークラス

トライポカロン最高峰の舞台。3回以上優勝した者だけが参加資格を得られる。

  • ルーキークラスとは異なり、予選・準決勝・決勝の三部構成で競技をフリーパフォーマンスに統一してのトーナメント戦となる。
    • 予選では3人1組でそれぞれの演技を披露し、投票で一番多くの票を得られた1名が通過。準決勝でも同様のルールで行われ、1名のみが決勝に進出できる。なお、参加ポケモンは予選が1匹のみ、準決勝は2匹と決められている。
    • 決勝は現行のカロスクイーンとのパフォーマンス対決となり、参加ポケモンは6匹以内となる。参加者が勝利した場合はその者が次代のカロスクイーンに任命され、ティアラが授与される。
  • 大会の模様は全国に中継放送されており、端末があれば視聴者も投票に参加できる。

(トライポカロン - ポケモンWiki より参照)

トーナメント方式。

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組み合わせが決まる。セレナの相手は

テールナー、初戦頼むわよ。なんたって1回戦の相手は・・・」

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ミルフィー「いきなり嫌なのと当たったわ。」

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 そんな中、予選トーナメント一組目が始まる。

キャル(モブ) vs ネネ vs ムサヴィー

キャルもモブキャラ界では五本の指に入るであろう存在である。また、モブは負けるとして、ここでもネネvsムサヴィーと、一応注目の対決である。

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XY編に入ってからの長い相棒であるパンプジンでムサシは勝ちにいく。

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そしてネネとムチュール。ネネは無駄に唇を強調してくるパフォーマンス。

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そしてラストはモブキャラのキャルとズルッグ。モブのポジションでありながら台詞が与えられるという、モブキャラの星である。てか普通にこの組では一番可愛いし、もうお前が予選突破しろよ。

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勝ったのは・・・

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一次予選第一組、ムサヴィが勝利!!!

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共に競ったこともあるネネの初戦敗退にセレナ、

「そういう世界なんだ・・・」

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ミルフィー「どっちが勝っても恨みっこなしよ。」

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セレナが旅に出て初めてできたライバルであるミルフィー。お互いにライバルと認め合う二人が、ついにマスタークラスで激突!

シン・リー(モブ) vs セレナ vs ミルフィー

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ミルフィー。相棒のペロリームと。

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そしてセレナ。こっちも相棒のテールナーと。

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火花散る乙女の激闘。

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一次予選から大注目のセレナvsミルフィーの直接対決。勝ったのは・・・

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セレナ勝利!ミルフィー撃破!!

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サイホーン歓喜

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高めあってきたミルフィー。セレナに敗北を喫し顔を上げることができない。

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「セレナ、おめでとう!」

控え室でサナに迎えられるセレナ。

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影で涙のミルフィー

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でも、涙を拭って、セレナを笑顔で送り出そうとする。これがライバルへのミルフィーなりの敬意。

「おめでとうセレナ。私の分まで頑張ってよね!」

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「・・・絶対カロスクイーンになりなさいよ!!」

やっぱり最後は、堪え切れなかった。

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ミルフィー、ネネが早々に敗退したマスタークラス。そして予選もどんどん進んでいき、遂に準決勝まで勝ち残った3人が決まる。

「それでは登場していただきましょう。準決勝に進んだ、ビューティフル アンド ワンダフルな乙女たちです!」

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ムサヴィ、サナ、そしてセレナ。この3人が準決勝進出し、カロクイーンを決める決勝の座を争う。

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サナ「全力よ。セレナ。」

セレナ「もちろん!ありがとう、サナ。サナに誘ってもらわなかったら、私...」

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この人も観客席から大声援を送る。

「いけ!ムサシ、ニャースパンプジン!!!」 

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「地獄の特訓を思い出せ!!!」

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「お前たちならでk..」※注:カットされました。

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一人目のパフォーマーはムサヴィ。シンオウ地方グランドフェスティバルに続いて自身2大会連続の準決勝進出である。

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「宿り木のタネ!!」

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「タネ爆弾!!」

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ムサヴィ「ニャース、みだれひっかき!!」

ニャース「はいニャー。」

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「フィニッシュ!!」

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さすがの実績と経験値。安定感ある演技で観客も大声援。

 「さぁお次は、パフォーマー・サナ!!!」

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二人目はサナ。セレナにパフォーマーの道を示し、夢へのきっかけを作った最大のライバル。

フシギソウ、ツルのムチ!フラベベ、妖精の風!!」

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「ツルのムチ!!」

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「フィニッシュ!!!」

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ラストはサナの決めポーズであるコレ。

 「決勝進出を決めるこのステージも残り一組。それでは舞ってもらいましょう!

 パフォーマー・セレナ!!!」

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ニンフィア、スピードスターよ!!」

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ヤンチャム ストーンエッジ!!」

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ニンフィアの妖精の風で気流を起こし、みんなで宙に舞う!

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でも着地のときに手を捻ってしまう。痛い。

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ニンフィアにフォローしてもらいなんとか無事フィニッシュ。いい連携だった。

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ニンフィアも演技をなんとか成功させられほっと一安心。

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ただヤシオとエルは最後のパフォーマンスをみて表情を変える。セレナの怪我に気がついたか。

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そして来る、投票の時。

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勝って決勝に駒を進めたのは・・・

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セレナ勝利!!準決勝突破!!

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敗北してしまい不機嫌になることが予想されたためビクビクするニャースパンプジン。しかしムサシはめっちゃ笑顔。

ニャース「やばいニャ。」

ムサシ「まぁここまで来れたんですもの。カロスのやつらも思い知ったでしょ。私の美貌を。(ニヤニヤ)」

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そして惜しくも敗れたサナ。

「セレナおめでと!私の分の夢も、託していいかな...?」

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「サナ...」

「悔しくないって言ったら...ウソになるけど...」

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「負けたみんなの分も頑張って。ここの誰よりも...凄かったんだから。」

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準決勝が終わり、再び待合室に。さっきの着地の際に痛めた手首が腫れる。

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そこにやってきたヤシオ。

「見せてごらんなさい。怪我よ。」

「...どこでそれを!?」

「動きで分かるわ。」

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「決勝は辞退しなさい。これじゃあまともなパフォーマンスは出来ないし、ましてやエルに勝つなんて無理よ。」

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「私達の夢なんです。何もなかった私がやっと見つけた、ポケモン達との夢。ここまで来たから...最後で諦めたくないんです!!」

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「...ワンステージだけよ。それまでは持つようにしてあげる。終わったら医者に診てもらいなさい。」

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ヤシオの気遣いで応急処置。そして迎えるはトライポカロンマスタークラス 決勝。

「決勝を戦うは、チャレンジャー・セレナ!!」

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「そして現クイーン・パフォーマー エル!!」

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「さぁ、いくよ!!」

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♪BGM:ドリドリ(セレナver.)

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テールナー、火炎放射! ヤンチャム、悪の波動!」

ニンフィア、スピードスター!」

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みんな大興奮!

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ドリドリドリームパワー♪

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「フィニッシュ!!」

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「出来るだけの事はやった!!」

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そしてラストはカロスクイーン・エル。

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マフォクシー、マジカルフレイム!! ビビヨン、サイケ光線!!」

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旅を通じて沢山の経験をし、そして間近でエルのパフォーマンスを観たセレナは、ヤシオに言われた自分の足りないモノがなんなのかに気付く。

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「エルさんの笑顔は、みんなに力を与える。私、みんなに与えてもらってばかりだ...。」

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「フィニッシュ!!」

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流石はカロスクイーン。完璧すぎるパフォーマンスだった。

そして投票へ。

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トライポカロンマスタークラス、優勝は・・・

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エルが優勝!!セレナはあと一歩届かず準優勝!!

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届かなかった、エルの壁。

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越えられなかった、憧れの存在。でもいつかきっと。

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決勝後、ヤシオはセレナの元へ。

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「エルさんにあって私にないもの。さっき、エルさんを見て分かった気がしました。」

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「私は未熟だし、仲間やポケモン達に助けてもらってばかり。でもエルさんは人を笑顔にしたり、見ず知らずの私にアドバイスしてくれたり、与えることが出来る人で、」

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「今までもらってばかりの私ですけど、クイーンになって、今度は色んな人に恩返ししたい!元気を与えたり、笑顔にしたり、アドバイスや、時には怒ってあげることも。だから、もっともっと頑張らなきゃ!立派なクイーンになる為に!!」

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「それが分かったならあなたは良いパフォーマーになれる。」

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「私と一緒に来ない?全てを教えるわ。パフォーマーの全てを。返事は急がないから、よく考えて決めなさい。」

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 その夜、ヤシオの誘いに関して悩むセレナ。そこにサトシが現れる。

「どうした?痛いのか?」

「ううん、ちょっと考え事してて。」

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「サトシだったら、悩まないんだろうなぁ。」

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「俺だって迷うことくらいあるさ!でも、迷ってる時間があるなら、まず動いてみる!それで失敗したって、何かは残る!無駄なことなんて何もないさ。」

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サトシの言葉で、何か答えが出たみたい。

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翌朝、ホテルから出るヤシオ。そこに待っていたのはセレナ。

「ヤシオさん!...あの、誘っていただけて嬉しかったです!」

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「でも今は一緒に行けません。すみません。」

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「このままサトシ達との旅を中途半端に終わらせて、ヤシオさんについていくのはダメだと思うんです。最初はただ家を出たいっていうだけで旅に出たけど、パフォーマーという道に出会って、」

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「ライバル達やエルさんに出会えて、」

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「その先にあるものを、自分でしっかり見つけたい。この旅を最後までやり遂げて、納得できる答えが見えたらその時は...」

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「納得するまで突き進みなさい。そして納得することが出来たら、ここに連絡ちょうだい。」 

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<サトシとラストバトル!セレナの選択!!> XYZ45話(XY138話)

サトシ達との旅も遂に佳境を迎え、最後の選択に悩むセレナ。

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博士に一つ提案し、ミアレシティの一角を借りる。どうやらパフォーマンスをやるみたい。

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サナも呼んで共演。

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影で見ていたムサシも飛び入り参加。準決勝を戦った面子でエキシビション

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会場全体で一緒に盛り上がった。

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無事エキシビションを終えた夜、ミアレまでやってきた母・サキと一緒にお泊まりしたセレナ。察した母に促され、ここで気持ちを伝える。

セレナ、相談したいことでもあるの?話してごらんなさい。力になるわ。」

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「あのね、私今日のステージで、やっぱりパフォーマンスが好きだって気付いたの。私、まだまだだけど、エルさんのようにもっとたくさんの人を笑顔にしたいなって。」

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「でもね、今までのものが全部なくなっちゃう気がして...」

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「そんなことないと思うわ。あなたが経験したものは、そんなに簡単なものじゃないんじゃない?もっと自信をもって。」

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「なんたって、私の娘だからね。」

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そして翌朝、セレナが悩んでることを見抜いたサトシが、バトルを申し込む。サトシなりのエールの送り方。

「俺さ、なんかモヤモヤしててもポケモンとバトルするとすっきりするからさ。元気出せよ。」

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そしてバトル中にサトシから。

「俺だってゲッコウガの事で迷ったり悩んだりしたけど、あの時思ったんだ。一人でなんでも出来るわけじゃない。支えてくれるポケモンがいるから頑張れるんだって。」

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「俺はいつだってセレナの事応援してるからさ。」

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 ずっと好きだったサトシからの言葉で、やっと自分の中で結論を見つけた。

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そしてヤシオに返事をする決心。

「待っていたわ。答えは見つかったのかしら?」

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ごめんなさい。私ヤシオさんとは一緒に行けません。大変な事件があったのに、私のパフォーマンスを見てみんな笑顔になってくれました。

私はそれで決意したんです。もっといろんな人に見てもらいたい。それが私たちのパフォーマンスを成長させてくれる…そう思ったんです。」

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ポケモン達と、カロス地方以外も見て回りたいんです。そこにはきっと、私たちを成長させてくれるものがあると信じて」

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「それでどこに行くかは決めてるの?ホウエンはどうかしら?あそこにはトライポカロンとは違う大会があるのよ。いい刺激になるわ。それから、戻ってきたら私にもパォーマンスを見せてくれるかしら?あなたの成長がとても楽しみなの。」

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「言ってなかったかしら?私、あなたのファンなのよ。」

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セレナが決めたのは新たな地方への挑戦。次なる舞台はコンテスト発祥の地・ホウエン地方

 

<終わりなきゼロ!また逢う日まで!!> XYZ47話(XY140話)

 そしてセレナの、旅立ちの時がやってきた。

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「みんなからいっぱいもらったわ!数えきれないくらい!」

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「サトシ...、私旅に出て本当に良かった。」

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「あなたは私の目標よ。」

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「次に会うまでに、もっともっと魅力的な女性になるから!」

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「サトシ、最後に1ついい?」

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「ありがとう!!」

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ありがとうセレナ。たくさんの笑顔を、本当にありがとう。

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