アニメ・ポケットモンスターXY / XY&Zを振り返る 【ジムバトル編】
お疲れ様です。アニメポケットモンスター(以下アニポケ)が大好きなハンドタオルと申します。今回はアニポケXYおよびXY&Zの総集編的な記事を書かせていただこうと思います。また、かなりボリューミーな記事にしているので時間がある時にゆっくりとご覧になってください。
※ネタバレが嫌な方はブラウザバック推奨です。
※また、パソコンでの執筆の為スマートフォン版だと表示、画像配置に若干の違和感が生じる可能性がありますので予めご了承ください。
以下常体。
アニポケの中でもDP編に並びかなり高評価が多いアニポケXYZ編。実際かなり良作であり、あの神作DPと並び称されている時点でそのレベルの高さが伺える。
記事の流れとしては【登場人物紹介→ジム戦→トライポカロン→トライポカロン(マスタークラス)→リーグ戦】とする。
まず今回は、登場人物紹介とジム戦について詳しくみていく。
●登場人物紹介
【サトシ:マサラタウン出身】
アニポケを語る上で欠かせないマサラ人。アニポケXYZでもマグマに飛び込もうとしたり鉄製の檻をタックルで破壊したりとその滅茶苦茶っぷりは筆舌に尽くし難い。
しかしそんな彼、今までのどのアニポケシリーズと比較しても明らかにカッコいい。昔はカスミ達に子ども扱いされていたり、ヒカリと頻繁に喧嘩したりと、あどけなさが残っていたが今作では頼れる兄貴分。
・使用ポケモン
ピカ様:安定。
ゲッコウガ:彗星の如く現れた新エース。
ファイアロー:ジム戦の選出率抜群のサトシ序盤鳥枠。序盤はかませ気味だったがブレバ習得によって最終的にはかませ脱却。普通に強い。
ルチャブル:サトシパにおける完全なるかませ枠。アニポケにおける膝は命中50のgm技。
オンバーン;わりとよわい。
ヌメルゴン:耐久力がすごい。人気。旅の途中でサトシパから離脱するがリーグ戦で復帰。
【セレナ:アサメタウン出身】
母親はサイホーンレーサーでめちゃめちゃ有名な人らしく、旅前はセレナ自身も毎朝起きたらサイホーンレースの練習をするという生活を送っていたが旅に出て自分が本当にやりたいこと(ポケモンパフォーマー)に気づく。ハルカにしろヒカリにしろ、コンテスト系統のアニポケのヒロインは最初から夢が定まっていたが、セレナは最初自分が何をやりたいのかがわからない、ある意味で人間味のあるスタートを切っていた。実際にセレナが初めてトライポカロンに出場したのは60話と、今までのヒロインとは一線を隔している。
また、サトシに明確な好意を抱いている点も、セレナを語る上で欠かせないと言えるだろう。
・使用ポケモン
フォッコの頃が個人的に好みだった為、テールナーに進化した時は「は?」と思ってしまったが進化して時が経ったら馴染んできたので許した。
カロスの首都(?)であるミアレシティのジムリーダーであり、ユリーカを妹に持つ。ちなみに父はメガバシャーモ使い。カロスの有名な工学系(?)の学校を卒業しているらしい。カロス地方にきてサトシが最初にバトルした相手であり、ホルビーvsピカチュウはアニポケXY勢なら納得の名勝負だと思う。
・使用ポケモン
旅ではこの3匹だがジム戦ではエレザードも使用。
ハリマロンはセレナのヤンチャムと頻繁に喧嘩をする。ホルビーは大人しく真面目。セレナのニンフィアが最も心を許している。ルクシオのゲット関連のエピソードは感動する。
【ユリーカ:ミアレシティ出身】
まだ10歳未満な為ポケモンを所持することが許されていないがサトシ達と旅がしたいがために同行するユリーカ。一応所持ポケモンはすべてシトロンのポケモンであるが、「お世話」という名目でポケモンと触れ合っている。ただ稀にポケモンバトルをすることがあり(主にロケット団戦)、お世話の定義域について議論したいところである。
・お世話ポケモン
えぇ...。
●ジム戦考察
アニポケを見て行く上である種ビッグイベントなのが、サトシのジム戦である。サトシがどんな戦い方をし、どのように攻略していくのかは要チェックであり、ここでの対策で生み出した技は後々のバトルでも再度見られることがある等、目が離せない。例を挙げるとDP編で、相手ジムリーダーのゲンガーの催眠術を防ぐために「攻撃しながら自衛する」というサトシの新戦術「カウンターシールド」が登場した。(↓その後DP編ポケモンリーグでカウンターシールドを使用)
こういったアニポケらしさの溢れる奇抜な戦術は見所である。
ジム1 [サトシ vs ビオラ *ハクダンジム] XY5話~6話
虫ポケモン使い。サトシのジム初戦にしてサトシのカロス冒険最初の壁。
ビビヨンの素催眠戦法とアメタマが凍った地面でめっちゃトゥルトゥル動く独自戦法を両立して戦う。歴戦の覇者ピカ様を蹂躙したアメタマの強さ、催眠術連打の無慈悲なバトルでサトシ完敗を喫す。特訓し2戦目で辛くも勝利するが、全体的にサトシの稚拙な戦術が目立ち、「あぁ、まだBWで鈍った勝負勘が戻ってないんだ...」と少し心配になった。
ジム2 [サトシ vs ザクロ *ショウヨウジム] XY24話
趣味はボルダリングらしい。だが流石にこれはガイジと言わざるを得ない。岩タイプ使い。先述したビオラとは旧友であり、親交が深い。
ザクロ「壁を乗り越えた先には私という壁があります。私を制覇してください。」
※ジムの中です。
色々と頭がおかしい。そしてこのポーズである。
しかし戦術面ではジムリーダーとしてサトシのすべてを引き出し、サトシ考案の必殺技「岩石封じ封じ」が登場。
しかしザクロにも奥の手があり、それはチゴラスのウイニングショット・流星群。
そこでサトシが更に生み出したのが、アイアンテールで流星群を逆に土台にするという
流星群封じ
こんな感じのアニポケらしさ全開でサトシが勝利。結構ザクロを馬鹿にはしているがサトシvsザクロはかなりいい勝負だった。個人的にかなり好きな回である。
ジム3 [サトシ vs コルニ *シャラジム] XY43話
※以下、XY編におけるサトシ糞バトルナンバーワン候補・リズム戦法については触れない方針でいきます。気になる方は「サトシ シャラジム リズム戦法」でググってみてください。
第3のジムリーダー・コルニ。格闘タイプ使い。
コルニといったらストーリーでもお馴染みのメガシンカである。
ちなみにアニポケではメガシンカする時、キャラそれぞれの決め台詞が存在する。後で詳しく登場するがアランというメガリザX使いだったら「我が心に答えよ、キーストーン!進化を超えろ!メガシンカ!」だったり、大誤算だったら「石の煌めき、絆となれ!」といったように。
「命爆発メガシンカ」 かっけぇ。
神作画。
コルニのメガルカリオ戦は剣の舞を積んできたりと、ガチっぽさがあってバトルにも派手さが出ていて非常に良かった。ビオラ戦では完全に戦犯と化していたピカ様もこの激戦を経て一線に復帰した感がある。
ここら辺でBWからの脱却が感じられた。良アニメへの道が始まったのもこの試合からかなと個人的に思っている。
ジム4 [サトシ vs フクジ *ヒヨクジム] XY58話
ヒヨクジム、ジムリーダーは草ポケモン使いのフクジ。ゲームではかなり影が薄く覚えている人は多くは無いのであろうか。
ウツドン無双
このウツドン、地の利を生かして空中すら自在に移動。草タイプでありながらヒノヤコマ、ルチャブルといった飛行タイプ2匹をゴリ押しで撃墜。3匹目のゲコガシラすら危うくなるといった具合に無双。ちなみにゲコガシラがケロムース(首の回りの白いやつ)を防護マスク代わりにしウツドンの毒の粉を攻略。その後のゴーゴートもゲコガシラが倒しジム攻略に成功。
面白さとしてはそこまで。ビオラ戦と並びあまり評価は出来ないバトルと言える。
なおこのバトル以降、ケロムースを投げたり接着剤として使用したりと、サトシのケロムース乱用が始まった。
ジム5 [サトシ vs シトロン *ミアレジム] XY67話
ここまでずっと一緒に旅をしてきたサトシ、バッチを4つ集めた為、遂にシトロンとの対決。約束された神回である。今回は作画が1話当たり通常4000枚~5000枚なところ、10000枚使ったとされている。神回であり神作画である。電気タイプ使い。
※電気タイプのジムです。
耳でアイアンテールをキャッチ。登場人物紹介のところでも書いたが、シトロンのホルビーvsサトシのピカチュウはアニポケXYZ指折りの名勝負である。この2匹はサトシがカロス地方へやってきて最初にバトルをした宿命であり、そして旅を経ての再戦である。アニメを見ていた人ならご存じであろうがこのシーン、
本編最初のこのバトルと全く同じシチュエーション!!!
地面にアイアンテールはサトシが岩石封じ封じのようにサトシが明確に戦法宣言した訳では無いが、今後サトシの立派な戦術の1つになっていく。
地中から掘り上げられた無防備なホルビーにすかさずもう一発アイアンテール。この辺のスピード感もシトロン戦が評価されている理由であろう。
二匹目はエレザード。旅では連れていなかったジム限定使用ポケ。サトシはピカ引きでヌメルゴン出し。
エレザードの高速展開に(神作画)鈍足ヌメルゴンは対応できず一転不利になる。
電磁波を受けたところでサトシがヌメルゴンを引いてルチャブル出し。スピードにはスピードで対抗するのが得策だと踏む。ここでグダグダとやられなかった所もXYサトシの本領である。
エレザードの特徴である襟巻。エリマキトカゲならでは。アニポケにおいては強技であるフラッシュを多用し持ち前の俊敏さと掛け合わせて技が当たらない。サトシのルチャブルも地面にフライングプレス。
当時の僕「あーこれ膝外して自傷してルチャ負けるやつやなぁ」
だがそこにいたのはXYサトシ。高速エレザードの対策を見つける。
襟巻を開く瞬間に限り動きが止まるという弱点に気付いたサトシ。そしてルチャブルとの連携。この試合に関してはルチャブルやるやんってなった。
これでサトシが残ポケ 3 - 1 と大きくリード。
シトロンの3匹目は切り札であるレントラー。もう一度言うがシトロンと当時のルクシオのゲット関連エピソードは感動する。
ここで更に作画レベルが上がるのは流石に草。アニポケ制作陣の本気。
鬼の形相でエレキフィールド。本当に痺れる場面。
いやいや、やばないかコレ。劇場版かな?
そんでもってワイルドボルトも作画やばすぎでしょ...
ルチャブルは結局レントラー劇場の前座に過ぎなかったのである。
あまりのレントラーの貫禄にセレナもサトシが心配に。かわいい。
これで残ポケ2-1。しかしサトシにもピカ様が残っている為このフィールドを生かせると踏んで即座にピカ様投入し決めに来る。
この勝負どうなるかとても見物、しかし
レントラー、ノーダメで2タテwwwwwwつっよwwwwwwwwwww
ラスイチはヌメルゴン。画像の電気柱はエレザード戦での麻痺による痺れ効果。
ヌメラが10話前後で一気にヌメルゴンにまで進化したことに関しては個人的に納得がいっていないが(3年は少なくとも放送するアニポケなのでせっかくなら進化に時間をかけてほしかった)、めっちゃ弱くてバトルを怖がっていたあのヌメラがこの場面に起用されたことは素直に嬉しかった。
そしてヌメルゴン、初手は雨乞。雨を降らせてフィールドの電気を放出。エレキフィールドを解除すると共に、自身の特性「うるおいボディ」で状態異常である麻痺回復。ここまで特性とバトルの関連性が見られにくかったXY編だったが、ここにきてしっかりとガチっぽさも披露。シトロン側に傾きかけた流れがイーブンになる。
我慢我慢!!我慢や!!!!
我慢発射。強すぎるよなぁ!?チート技だよなぁ!?
ってな感じでサトシ勝利。我慢はホントにチート。
この時アニポケ勢はこの4人の旅がずっと見ていたいと思ったのであった。
サンムーンのサトシのあれなんなんだ
ジム6 [サトシ vs マーシュ *クノエジム] XY74話
フェアリー使いのマーシュさん。ファッションで有名な人らしい。
ちなみにルールは他とは違って2対2のシングルバトル。
ただここでアニポケ勢全員が目を疑う衝撃の光景が・・・
ニンフィア「フィアフィア」
マーシュ氏「フィフィフィフィフィイ??フィーフィ!!」
サトシ「ポケモンの言葉で喋ってる!!」
僕達「??www?w!?!?!?wwwww!!!www?!?w」
本人曰くポケモンになりたかったらしく、練習して喋れるようになったらしい。
アニポケではかなり珍しいトリックルームを使用。
振袖かわいい。トリル綺麗。
サトシ、トリル下でニトチャ連打のとんでも戦法。
試合前シトロンに「フェアリー対策は?」って聞かれて「いや、してないぜ!」って言ってたくらいだし今日やばいかもって思ったらこのザマである。
※ここからは画像だけだと分かりにくい為、展開を先に言葉で説明してから一緒に理解していきましょう。
②ジャイロボールの回転を利用してルチャブルが高速回転
③高速回転しながらシザークロス(虫技)
④対抗のマジカルシャインを切り裂く
それでは一緒に追っていきましょう。
②ジャイロボールの回転を利用してルチャブルが高速回転
③高速回転しながらシザークロス
④対抗のマジカルシャインを切り裂く
⑤トリックルームに激突しトリル破壊プレイング
完 全 勝 利
それでは次に行きます。
ジム7 [サトシ vs ゴジカ *ヒャッコクジム] XY93話
エスパータイプ使い。未来が見えるという超能力があるらしい。
ルールは2-2のダブルバトル。アニポケXY編最終話であり、次の話からXY&Z編に突入する。今回のジムバトルは個人的にかなりオススメ。ジムバトルを8つ行うが、正直一番好きかもしれない。
時間差で攻撃が突然やってくる未来予知を攻撃の軸とした戦法を取るゴジカ。ニャオニクス♂(ネイビーの方)は夢特性・悪戯心持ちであり、光の壁や手助けといったサポート技を先制で繰り出し、ニャオニクス♀(白い方)が特性・鋭い目で技を外しにくい利点を生かし、高火力時間差攻撃技である未来予知を連打。またサイコショックや悪の波動なども使用し、ゲコガシラ、ファイアローのコンビを完全に崩す。
ちなみにコレが未来予知。
ゴジカの強さレベルがすごい。
ニャオニクス♀の電磁波も登場。悪戯心電磁波ではないところにアニポケ制作陣の大人の事情が垣間見える。
強い(確信)
相変わらずXYZのバトルはカメラアングルが素晴らしい。
ここまでのバトルはゴジカ完全優勢。しかしXYサトシ、ここで更に覚醒。
トップレベルジムリーダー・ゴジカ vs XYサトシの名勝負こんなものでは終わらない。
ファイアローとゲコガシラを同時に移動させ攻撃を集めつつ、ファイアローの高速展開でギリながらも回避し続ける。そして急降下の指示。
ニャオニクス♀の鋭い目を逆に利用した戦法で自傷を誘う。これがサトシ達のファーストアタック。
流れに乗ったサトシはここで一気に攻め掛ける。やはりXYサトシはスピード感が違う。
それぞれをキャッチし離させる戦略
未来予知のタイミングを見計らって・・・
ニャオニクスコンビ、再びの被弾。ここにきて序盤から続く未来予知連打が仇となる。
ファイアローのニトロチャージ×ゲコガシラの居合い切りのコンビ。ここはアニポケのダブルバトルならでは。しかしこのままやられる訳にはいかないゴジカも反撃体勢。
ゲコガシラ名シーン。水の波動で攻撃を受け止めて、そのまま攻撃に転換。
終盤ファイアロー、ゲコガシラの怒涛の攻めに流石に耐え切れずニャオニクス♀♂ダブルノックダウン。サトシが大逆転ゲームメイクで強敵ゴジカ撃破し7つ目のバッチをゲット。
ここでは説明するとややこしくなりそうだったので割愛したが、ピカ様の影での活躍も大きかった。
ジム8 [サトシ vs ウルップ *エイセツジム] XYZ27話(XY120話)
ジムリーダーは凍りタイプ使いのウルップ。めちゃめちゃ寒そうだが心が熱いので寒くないらしい。
サトシさんも暑くなってきたらしい。
初手はユキノオー。特性雪降らしで霰がフィールドに吹く。
顔面とび膝蹴りでルチャブルまさかのユキノオー完封。完全にまさかの展開。
2体目はクレベース。しかしここからウルップのクレベースの無敵ショーが始まる。
ダメージを受けても特性アイスボディで回復。
ルチャブルの飛び膝蹴りにジャイロボールで対抗、そして吹き飛ばす。
ルチャブル戦闘不能。二匹目はファイアロー。これでファイアロー、ジムリーダー8人に対し7度目の選出。この安定選出感。
しかし後攻雪雪崩を2連で被弾。効果抜群なはずの炎技も全て受けきられ、アイスボディでひたすらに回復される。このクレベースは本当に強かった。
ラスイチはゲッコウガ。ここでも再びピカ様は出番無し。
そしてシンクロ、サトシゲッコウガ。
あまりにもこのバトルに勝ちた過ぎて、顔にも焦りの様なものが感じられる。
サトシゲッコウガも戦闘不能に。これでサトシが3体全て戦闘不能になった為敗北。
今回のバトルに関して、ウルップさんはサトシに怒る。
「どこまでいけるかは、ポケモンをどこまで信じているかだ。
お前さんにはまだバッジはやれねぇな。」
落ち込むサトシ、夜外に出ていってしまう。
<エイセツジム編は一連の流れが大切なのでジム以外も執筆します。>
XYZ28話(XY121話)
翌朝になっても帰ってこないサトシ。心配するみんな。
サトシを探しに行く決心。
自分を見失って凹むサトシ。一生懸命サトシを探すセレナ。ゲッコウガもまた、サトシ同様に一人抜け出してバトルの敗戦を悔やむ。
そして・・・
今までずっと支えてもらってばかりだったサトシに少しでも恩返しするために力になろうとするセレナ。
セレナ「サトシの中でモヤモヤしているものがあるなら話してみて?何でも聞くよ。」
サトシ「・・・・・・・。」
セレナ「サトシの気持ち...分かるよ。私も、トライポカロンで失敗したとき」
サトシ「セレナに何がわかるんだよ!!!!(ガチギレ)」
セレナ「じゃあ話してよ!!」
サトシ「俺の問題なんだ。ほっといてくれよ。」
バコッ(雪玉)
「私の知ってるサトシは、いつも元気でみんなを引っ張って、一生懸命で、ポジティブで...最後まで絶対に諦めない。」
「だから私は...私は...」
「今のサトシなんて、ちっともサトシじゃない。」
この一言で頭が冷えるサトシ。
ジム8 [サトシ vs ウルップ *エイセツジム] 再戦 XYZ29話(XY122話)
「大丈夫。もう迷わない。」
前回は初手に雪降らしのユキノオーを出したが今回はカチコール。
サトシはピカ様が先発。
氷のフィールドを生かしスケートの様に滑って鮮やかに回避するカチコール。しかしかつて1つ目のジムであるビオラ戦で凍結した水上をトゥルトゥル動くアメタマに同じ戦法で苦戦したサトシはこれも想定内。
電光石火で回避し直後に臆すことなくアイアンテールでカチコール戦闘不能。
セレナもいつものサトシが帰ってきたと安心。完全に嫁枠。
ウルップの2匹目は前回3タテの圧巻ショーを魅せた要塞クレベース。
ピカ様頑張るけどジャイロボール&ストーンエッジを被弾し戦闘不能。クレベース強すぎるだろ...
2体目はアロー。貫禄の安定選出。
ファイアロー、エッジを耐えるなど色々頑張る。
最後はフレアドライブ級のニトロチャージで遂に要塞を陥落させる。
ウルップのラスイチはユキノオー。
「俺に勝つんだろ?勝負はこっからだぞ。」
サトシのラストは当然のゲッコウガ。
セレナ「サトシ達の高み!!」
「一体この数日に何がお前さん達を強くしたんだ?」
「ポケモンと一緒に強くなる。それが俺のやり方なんです。」
自分一人で抱え込まないで一緒に乗り越えるって意味。思いを共有することが大事。
「このバトルが新しい俺達の最初のバトルなんです。」
「しかと見せてもらったよ。お前たちの本質、熱さ、そして未来を。俺らもあれだ、答えなきゃな。」
「牙を剥け。凍てつくチカラよ。メガシンカ! 」
ウルップの切り札、メガユキノオー登場!!!
ここからはもうハイレベルな力と力のぶつかり合い。XYZ編屈指の名バトル。
※燕返し(かかとおとし)
メガユキノオー戦闘不能。ジムリーダーウルップが先に3体戦闘不能になった為サトシの勝利。これで8つ目のバッチ。ポケモンリーグへの出場権を獲得する。
セレナ ( おかえり、私の憧れの人。)
セレナと一緒に掴んだ勝利でもあった。
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