USUMシーズン7使用構築 3メガ選択式対面構築【最高2098 最終2010】
シーズン7お疲れ様でした。今期はTNハンドタオルの1ROMで潜りました。インフレシーズンながら今期も2100にいけませんでしたが、個人的に好きな構築が組めたと感じているので記事にさせていただきます。
以下が並びになります。またここから先は常体です。
【構築経緯】
当初はサイクル系構築を組んだが、終盤になっても全く勝てなかったことから以前から使用していた対面構築を改良した。
①組んだのが最終盤で時間が限られていたので、以前から好んで使っていて、対面性能が高い「襷ギルガルド+Zミミッキュ」の形からスタート。ミミッキュは後出しのカバルドンやポリゴン2を崩すことができる挑発剣舞AB専用Z型で採用した。
②次にメガ枠であるが、新環境でアーゴヨンが登場したことによって流行っていたアーゴヨンのお供のギャラドスに強いメガ枠の「ガルーラ」は必須だと感じた。裏のメガ枠には重いクチートやメタグロスに強い炎タイプが必要だったため「リザードン」を採用。Xの理由は電気タイプが重く逆に起点にすることができるからである。
③ここまでで重い耐久ポケモンを処理することができる崩し枠として「水Zカプレヒレ」「ラム霊獣ボルトロス」を採用し構築を完成させたが、剣舞挑発ミミッキュで相手のポケモンを崩せる想定を選出段階で取れることが多く、ほとんどの選出が「ギルガルド+ミミッキュ+メガ枠orレボルト」という形で、カプレヒレの選出率が相当に低かった。一方で1900を超えたあたりから増えるカバマンダ系統が非常に重かった。そこでほぼ選出しないカプレヒレを枠の無駄遣いと判断し、カバルドンを誘って処理することができ、メガボーマンダにもある程度優位が取れる「草結び搭載メガメタグロス」を代わりに採用。汎用性が落ちる型ではあるが、3枚目のメガ枠ということもありピンポ気味でも問題がないと判断した。
襷ギルガルド+挑発剣舞Zミミッキュの汎用性が高いので、この2枚の基本選出で試合展開を押し付けつつ、相手に合わせて刺さっているメガ枠を選択することができる。
霊獣ボルトロスは相手のサイクルを強引にこじ開ける必要があるときに、非常ボタンのようなニュアンスで選出する。
メガ枠の型がそれぞれ汎用性を若干損なう型であるが、=役割範囲の異なった3枚のメガ枠がいるので11交換以上を3匹のうちどれかで常に狙えることを構築の強みとした。(=汎用性の落ちる型なので150%の遂行力or50%の遂行力というピーキーな型だが、3枚いればうち1枚は150%を狙える確率が上がるという意)
【単体紹介】
ガルーラ@メガストーン
特性:肝っ玉→親子愛
性格:意地っ張り
※メガシンカ後
実数値:181(4)-194(252)-120-*-120-152(252)
技構成
・猫騙し
・捨て身タックル
・炎のパンチ
・シャドークロー
コンセプトの猫捨て身型で採用。後出しからギャラドスに7割の確率で打ち勝てる。炎のパンチは顎ギャラに同居率が高いハッサムに隙を見せない為には必須。シャドークローの枠は当初は冷凍パンチであったが、構築単位でミミッキュの処理が曖昧であった為採用。猫と合わせてミミッキュの処理速度がグッと上がる。
リザードン@メガストーンX
特性:猛火→硬い爪
性格:陽気
※メガシンカ後
実数値:175(172)-160(76)-132(4)-xx-106(4)-167(252)
技構成
・地震
・龍の舞
・羽休め
H:16n-1
A:H252シールドギルガルド確1
BD:端数
S:最速
前々から使っているフレドラ地震2ウェポン竜舞羽型を流用した。地震は警戒度が高くかえって刺さりにくかった印象。ドラクロも頻繁に欲しい場面があった。ただB方面の耐久力は流石メガ枠で耐久+高速再生技+AS積み技という固有の抜き性能を持っていて、厄介な電気タイプを起点に出来るのが優秀。
メタグロス@メガストーン
特性:クリアボディ→硬い爪
性格:陽気
※メガシンカ後
実数値:155-188(180)-170-121(76)-130-178(252)
技構成
・冷凍パンチ
・地震
・草結び
AC:物理受けカバルドン(H215-B187-D93)に対しアイアンヘッド+草結びが最低214ダメージ
A:地震で167-170ギルガルドに対し50.2%~(黄色ゲージで確定)
S:ミラー意識の最速
構築単位でカバルドンを誘うため、そこに突き刺さる草結び型。カバマンダカグヤは崩せないが後述の霊獣ボルトロスがそこには強く出ることができる。カバマンダ軸によく同居しているギルガルドへの打点となる地震。取り巻きでギルガルドを半分削ればイージーウィン出来る。(はずだったけどボーマンダがあまり出てこなかった)
特性:化けの皮
性格:意地っ張り
実数値:151(164)-143(156)-122(172)-*-126(4)-118(12)
技構成
・じゃれつく
・影撃ち
・剣の舞
・挑発
A:11n
D:端数
S:S117(4振り)ミミッキュ抜き
構築の軸。挑発でカバルドンとポリゴン2を無理矢理削る。剣舞に合わせて後出ししてきたカバルドンの変化技を止めて無理矢理削って突破ないしは後続圏内に押し込む挑発。
ギルガルド@気合の襷
特性:バトルスイッチ
性格:おっとり
実数値:135-200(236)-153-222(252)-170-83(20)
技構成
・目覚めるパワー氷
・聖なる剣
・影撃ち
軸その2。選出率たぶん95%くらいあると思う。身代わり激流ゲッコウガが流行っていたので聖なる剣は必須。オニゴーリ入りには後発に置いてラス1ゴーリの守るのタイミングで投げて聖剣連打(B,回避上昇効果無効)でストレスフリー。
霊獣ボルトロス@ラムの実
特性:蓄電
性格:控えめ
実数値:159(36)-xx-102(92)-215(244)-103(20)-136(116)
技構成
・10万ボルト
・目覚めるパワー氷
・気合玉
・悪巧み
H:16n-1
C:+2めざ氷で215-92カバルドンが87.5%の高乱数1発
S:最速メガバンギラス抜き
B:B<Dになるようにしつつ出来るだけ伸ばした(ボーマンダ意識)
D:カプコケコのめざ氷確定2耐え B<D
シーズン4から使っている控えめラムレボルト。後出しからカバルドンを突破することが出来る。以前はCSで使っていたが主にB耐久があと少し欲しかったので数値を整えた。PT単位でモロバレルが面倒な為、気合玉をサイコキネシスに変えることも考えたが、気合玉を打つために選出するようなことがままあったのでテンプレ技構成。
基本選出で対応出来ない時に無理矢理相手サイクルを崩す枠。リスク必至。
【選出パターン】
・カバマンダガルド→++
・カバマンダカグヤ→+なんか
・カバリザ→++メガ枠(::=5:4:1)
・ポリクチ→++
・アゴギャラ→++
・受けル→++なんか
・イーブイバトン→初手→エルフーンに挑発された後置き土産のタイミングで下げ→イーブイZのタイミングで挑発してバトンを防ぐ→後出し聖剣連打→ピクシーに後投げで剣舞ミミZ(エルフーンがガルド対面即置き土産の場合もあるがミミ後出しの際に身代わりを置いてくる場合が多い為挑発ギルガルドバックで間に合うことが多い)
【きついポケモン 並び】
・ヌケニン入り受けループ→本当に無理、シーズン4からずっと無理って言ってるのに21チャレンジでこの並び引いて震えた。
・カプコケコ→適当にボルチェンして〆に電気Zで敗北する欠陥構築
・モロバレル→レボルトで頑張る
・ナットレイ→普通にきつい
・ガブリアス→後発のガブリアスが本当にキツい、ゲンガブカグヤの並びもまず勝てない
・テッカグヤ→単体だけならなんとかなっても裏が
・襷ゲッコウガ→ギルガルドが対面で負けてかつ裏も削られて不利な展開に
【感想】
2100行きたかったけど楽しかった。今期は爆死も経験し苦しかったが代償として無限サイクルが個人的に合っていない可能性を感じたので、難しそうではあるが有限サイクルにも挑戦したい。